平成26年1月22日
東日本高速道路株式会社
中日本高速道路株式会社
西日本高速道路株式会社
東・中・西日本高速道路株式会社(以下、「NEXCO3会社」と言う。)は、高速道路ネットワークの機能を永続的に活用していくことを目指し、高速道路本体の構造物について大規模更新、大規模修繕の必要性やその対策について「高速道路資産の長期保全及び更新のあり方に関する技術検討委員会」を平成24年11月に設置し、検討を進めてきました。
NEXCO3会社が管理する高速道路は、昭和38年の名神高速道路・栗東~尼崎間の開通から50年を経た現在、延長約9,000kmに達しており、供用から30年以上を経過した延長が約4割(約3,700km)を占めるなど、老朽化の進展とともに厳しい使用環境にさらされていることによる変状の増加や新たな変状の発生などが顕在化してきており、早期に大規模更新、大規模修繕に取り組んでいく必要があります。
今般、技術検討委員会での検討を踏まえ、NEXCO3会社において大規模更新・大規模修繕計画(概略)として検討いたしました結果についてお知らせします。
区分 | 延長※ | 概算事業費 |
---|---|---|
大規模更新が必要なもの | 約240km | 約17,600億円 |
大規模修繕が必要なもの | 約1,870km | 約12,600億円 |
合計 | 約30,200億円 |
※上下線別及び連絡等施設を含んだ延べ延長
NEXCO3会社各社のホームページに「高速道路における更新計画」のページを開設します。
(本日取りまとめていただいた技術検討委員会の「提言書」について、こちらで公開しております。)