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ニュースリリース

NEXCO西日本管内の建設中区間の進捗状況

平成26年2月26日
西日本高速道路株式会社

地域間の交流・連携を促進し、経済活動の発展や地域福祉の向上に寄与するため、NEXCO西日本では、計画的かつ着実に道路ネットワークの整備に取り組んでいます。

平成26年3月の開通予定

高速道路ネットワークの整備は、自動車交通の混雑緩和や地域間の交流・連携の強化につながります。高速道路機構と締結した協定に基づき、高速ネットワークの整備促進に努めています。

道路名 区間等 延長 開通予定日
東九州自動車道 日向IC~都農IC 20.0km 平成26年3月16日
東九州自動車道 苅田北九州空港IC~行橋IC 8.6km 平成26年3月23日
九州自動車道 嘉島JCT※1 平成26年3月22日
近畿自動車道 守口JCT※2 平成26年3月23日
西名阪自動車道 大和まほろばスマートIC(大阪側出入口) 平成26年3月23日
九州自動車道 宇城氷川スマートIC 平成26年3月29日
※1
国土交通省が整備を進めている九州中央自動車道と接続し、熊本県が整備した小池高山ICまで開通(1.8km)
※2
阪神高速12号守口線から近畿自動車道(松原方面)の連絡路は、本年夏頃の開通予定

東九州自動車道 日向IC~都農IC

当該区間は地域の皆さまのご協力を得て、高速道路機構との協定完成時期より1年前倒して完成します。

また、日向市平岩地区の地盤高さは海抜3m程度であり、「宮崎県津波浸水想定」において5m以上10m未満の浸水範囲に指定されています。(最大津波高さ約15m)

当該地区には日向工業高校や集落(約1,000名)があるため、日向市と津波避難場所設置に関する協定を締結し、日向市において本線横に津波避難場所を整備しているところです。

津波避難場所設置

新名神高速道路の着実な建設

新名神高速道路は、1963年に開通し、平成25年7月16日で50周年を迎えた栗東インターチェンジ(IC)~尼崎IC開通以来、日本の産業と社会を支え続けてきた名神高速道路などとともに、高速道路ネットワークの多重化を実現し、日本の大動脈として高速道路の信頼性を格段に高めるために計画されました。

この「新名神」を「未来につなぐ信頼の道」とするべく、早期の全線開通に向け、整備を進めています。

最近のトピックス

(1)
大津~城陽間 この区間で初めての用地取得

平成24年4月に事業許可を受けました大津~城陽間では、平成26年2月19日に城陽市富野(との)地区で初めての用地取得を行いました。

(2)
高槻~神戸間 大阪府域で初めての橋梁

平成25年1月より工事着手した芥川(あくたがわ)橋上り線(延長161m)において、平成25年12月21日に大阪府域で初めて橋梁がつながりました。

芥川橋は、建設コストの削減と景観性の向上、周辺環境に配慮した新工法バタフライウェブを箱桁橋に採用しています。

本工法は、高槻~神戸間(兵庫県域)にある武庫川(むこがわ)橋(上下線一体・延長442m)でも施工中であり、バタフライウェブを採用した世界で初めてのエクストラドーズド橋となります。

芥川橋

芥川橋

武庫川橋

武庫川橋

(3)
高槻~神戸間 この区間で初めてトンネルの貫通へ

猪渕(いぶち)トンネル(上り線・延長193m)は、平成25年8月26日にトンネル掘削に着手したものですが、平成26年4月に、高槻~神戸間初の貫通を迎える予定です。

なお、高槻~神戸間には上下線で20本(上下線各約16.5km・総延長約33km)のトンネルを施工する計画となっており、現在20本のうち8本のトンネル工事に着手しています。

また、箕面トンネル(延長上り線4,997m、下り線4,982m)については、現在事業化されている新東名・新名神における最も延長が長いトンネルです。

現在、高槻と神戸の両側から掘削しており、両側を合わせた掘削延長は上り線が801m、下り線が981m(平成26年2月20日現在)となっています。

猪渕トンネル

猪渕トンネル

箕面トンネル(神戸側坑口)

箕面トンネル(神戸側坑口)

(4)
高槻第二ジャンクション(JCT)の進捗状況(高槻~神戸間)

新名神高速道路と名神高速道路との接続部である高槻第二JCTについては、40基の橋台・橋脚を施工することとなっており、現在31基が施工完了しているところです。

また、上部工は4本の連絡路が名神側へ向かって伸びており、全延長2,115mのうち、752mの架設が完了しています。

高槻第二JCT(1)

高槻第二JCT(1)

高槻第二JCT(2)

高槻第二JCT(2)

(5)
城陽ジャンクションの進捗状況(城陽~八幡間)

新名神高速道路と京奈道路が接続する城陽JCTでは、盛土造成や橋脚工事等を行っています。

37基の橋台・橋脚を施工することとなっており、現在1基が完成し、16基を施工しています。

城陽JCT

城陽JCT

関西圏の進捗状況

(1)
播磨自動車道 播磨新宮IC~山崎JCT

平成32年度の完成を目指して事業を進めており、平成26年3月には最初の工事となる国見山トンネル工事を発注する予定です。

(2)
舞鶴若狭自動車道 綾部PA~舞鶴西IC(4車線化)

平成32年度の完成を目指して事業を進めており、平成26年3月には最初の工事となる真倉トンネル工事を発注する予定です。

(3)
阪和自動車道 御坊IC~南紀田辺IC(逐次4車線化)

暫定2車線区間の逐次4車線化を進めており、平成26年3月には最初の工事となる印南工事を発注する予定です。

(4)
湯浅御坊道路 御坊IC~有田IC(4車線化)

平成25年6月に事業許可を得て、平成33年内の完成を目指して事業を進めており、平成25年12月より地元設計協議に着手しています。

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