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ニュースリリース

平成28年上半期(1~6月)における交通事故の発生状況と安全運転のお願い

平成28年7月27日
西日本高速道路株式会社

NEXCO西日本(大阪市北区 代表取締役社長:石塚 由成)は、管内における平成28年上半期の交通事故発生状況をとりまとめました。

発生状況のポイント※NEXCO西日本調べ

  • 19件の死亡事故が発生し、22名の尊い命が失われております (平成27年:24件(▲5件)、27名(▲5名))
  • 死亡事故のうち「対人事故」が3件(3名)、「逆走起因事故」が1件(1名)発生
  • 死傷事故要因の5割以上が前方不注意(わき見・漫然運転等)、追突事故に限ると約9割を占める

死亡事故の具体事例

  対停止車両事故(平成28年5月 山陽道) 対人事故(平成28年1月 西名阪道)
概要 対停止車両事故(平成28年5月 山陽道) 対人事故(平成28年1月 西名阪道)
普通貨物が走行車線を進行中、車内に落ちた物を拾おうとしたため脇見運転となり、渋滞により停止していた普通乗用車に気付くのが遅れ追突、玉突き事故となったもの。普通乗用車の乗員3名(うち子ども2名)が死亡。 普通乗用車が下り線追越車線を進行中、前方を走行中の軽乗用車に追突。その反動で軽乗用車の助手席乗員が上り線追越車線へ車外放出となったところに、上り線追越車線を走行中の車両に次々と撥ねられ死亡。

安全運転のお願い

  • 交通混雑期においては、交通集中による渋滞後尾での追突事故が多発します。
  • NEXCO西日本では、情報板やLED標識での渋滞情報提供等により、追突事故防止に努めます。
  • ぜひ、高速道路をご利用される際には、以下について遵守していただくようお願いします。
    [ドライバーの皆様]
    「全席シートベルトの着用」「こまめな・早めの休憩」「前方に注意して走行」「十分な車間距離の確保」「交通情報の確認」「渋滞後尾でのハザードランプ点灯」
    [運行管理者の皆様]
    「乗務時間等に係る基準の遵守」「乗務員の健康状態や労働実態の確実な把握」

なお、NEXCO 西日本では8月6日(土曜)~21日(日曜)を『追突事故防止強化期間』と定め、啓発・広報を強化します。

NEXCO西日本では、高速道路をご利用のお客さまに安心・快適な道路環境を提供するため、引き続き事故多発箇所を中心としたハード対策や交通安全キャンペーン等によるソフト対策など、各種交通安全対策に取り組んでまいります。

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