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ニュースリリース

平成29年における交通死亡事故の発生状況と交通安全の取り組み

平成30年2月5日
西日本高速道路株式会社

NEXCO西日本(大阪市北区 代表取締役社長:石塚 由成)は、管内における平成29年の交通死亡事故発生状況をとりまとめました。なお、平成29年は死亡事故発生件数、死亡者数ともに、道路公団民営化(平成17年10月)以降過去最少となりました。

発生状況のポイントと安全運転のお願い※NEXCO西日本調べ

  • 38件の死亡事故が発生し、41名の尊い命が失われております(平成28年: 48件(▲10件)、53名(▲12名))
  • 「対人事故」が7件「対停止車両事故」が7件発生

    ⇒高速道路上で「人」や「停止車両」に衝突する“まさか!(※)の事故”が後を絶ちません。

    「漫然運転防止」と「車間距離確保」の徹底をお願いします。

    ⇒また、万が一事故・故障に遭われた際は、まず「後続車に合図」のうえ、速やかに「安全な場所に避難」していただき、110番・道路緊急ダイヤル(#9910)などで「通報」をお願いします。

このほか、高速道路をご利用される際には、以下についても遵守していただくようお願いします。

[ドライバーの皆さま]
「安全速度での走行」「全席シートベルトの着用」「こまめな・早めの休憩」
「道路交通情報の確認」「渋滞後尾でのハザードランプ点灯」
[運行管理者の皆さま]
「乗務時間等に係る基準の遵守」「乗務員の健康状態や労働実態の確実な把握」
通常、高速道路の本線上に、人が立っていたり、車両が止まっていたりすることはありませんが、事故や故障等により、こういった事態が発生していることがあります。
まさか!の状況にも対応できるよう、常に前方に注意しながらご走行下さいますようお願いいたします。

NEXCO西日本では、高速道路をご利用のお客さまに安心・快適な道路環境を提供するため、事故多発箇所を中心としたハード対策や交通安全キャンペーン等によるソフト対策など、各種交通安全対策に取り組んでおります。

なお、重大事故等の発生状況を鑑み、特に落下物防止にかかる啓発活動を強化しております。

また、逆走事故ゼロを早期に実現するため、ハード・ソフトの両面で逆走対策を推進しております。

落下物防止に向けたNEXCO西日本の取り組み

NEXCO西日本では、落下物防止に向けて、以下のとおり対策を実施しております。

  • 交通管理隊の巡回時に落下物を発見した場合速やかに排除等の対応を行っております。
  • 道路管制センターにおいて、道路緊急ダイヤル(#9910)や非常電話などによるお客さまからの連絡などから、速やかに情報板等による情報提供を行うとともに、交通管理隊へ緊急出動を指令し、24時間365日体制で落下物の排除等に努めております。
  • 法令違反車両等取締隊(通称:車限隊)が積荷落下防止の是正指導を実施しております。
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