第二神明道路 明石SAに画期的なお手洗いが誕生します!
― 週末と平日で男女のトイレ数がチェンジする「リバーストイレ」 ―
平成23年3月25日
西日本高速道路株式会社
NEXCO西日本関西支社(大阪府茨木市、支社長:芝村善治)では、サービスエリア(SA)、パーキングエリアのお手洗いを4C+1E『Clear(明るく)・Clean(清潔)・Comfortable(快適)・Charming(魅力的)+Ecology(環境への負荷軽減)』のコンセプトのもと、お客さまに満足していただける「お手洗い」を目指して施設の改修に取り組んでおります。このたび、第二神明道路 明石SAのメインお手洗い改築工事が完了し、画期的なお手洗いとしてオープンすることになりましたので、お知らせします。
1.休憩施設名及びオープン日時
第二神明道路 明石SA(上下線) 「兵庫県明石市大久保町大窪字長尾谷2575番6」
平成23年3月31日 (木曜) 午前9時30分
2.オープンするお手洗い規模
週末と平日でチェンジする便器数(最大運用時)
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男子トイレ |
女子トイレ
(内「リバーストイレ」) |
多目的
トイレ |
小便器 |
大便器
(内「リバーストイレ」) |
週末 |
上り線(1階) |
14基 |
6基 |
24基(内10基) |
1基 |
下り線(2階) |
14基 |
6基 |
24基(内10基) |
1基 |
平日 |
上り線(1階) |
14基 |
16基(内10基) |
14基 |
1基 |
下り線(2階) |
14基 |
16基(内10基) |
14基 |
1基 |
便器種別の内訳(上下線各々)
男子トイレ |
小便器 14基、大便器 6基(洋式4、和式2)
(内)大型ブース1基、オストメイト対応大型ブース1基 |
女子トイレ |
14基(洋式11、和式3)、小児用小便器 2基
(内)大型ブース1基、オストメイト対応大型ブース1基 |
リバーストイレ |
10基(洋式8、和式2)、(内)大型ブース1基
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多目的トイレ |
1基 |
3.改築工事の主な取り組み内容
(1)週末と平日でトイレ数がチェンジする「リバーストイレ」
明石サービスエリアの平日は、トラックや社用車など、ビジネスユーザーが多くなるため、トイレ利用者の80%が男性になります。そのため、平日はトイレ内中央部の「リバーストイレ」を、男子トイレにチェンジして利用できる画期的なお手洗いです。
(2)2階建てのお手洗いにして、下り線駐車場からの段差を解消
下り線お手洗い入口に4mの階段がありましたが、2階建てにすることによって、駐車場からお手洗いまでのバリアフリー化が実現しました。また、エレベーター及び階段により、上下階の移動が可能です。
下り線側お手洗いご利用の際、階段の上り下りが必要でしたが、段差を解消しました。
(3)お手洗い内情報提供設備の充実
お手洗い内で道路交通情報や工事情報等を映像や音声によって、リアルタイムに提供いたします。
(4)センサー技術の導入
利用人数、ブースの利用状況をセンサー等で検出し、空き状況のリアルタイムな表示、リバーストイレの運用検証、メンテナンス等へフィードバックなど、データのリアルタイムな活用と蓄積解析によって、快適なトイレ環境の実現につなげていきます。
女子お手洗いは「満空モニター」・「電光表示板」にて、利用状況をご案内
(5)お客さま満足施設『4C+1E』
- お手洗いの2階部分については自然光を合わせた照明計画により明るさをアップしました。また半地下となる1階部分については、「ecoシャフト」によって優しい自然光が降りそそぐ明るく快適な空間になっています。
上部天窓より、自然光を取り入れます
1階のパウダーコーナーにも
自然光が降りそそぎます
- 床面の乾燥状態を保持するため、乾式清掃に対応したゴムタイルを採用しました。
- お客さまのご要望により、洋式便器(洗浄機付便座)を約8割に整備しました。
- お体の不自由な方にも安心してご利用頂けるよう、お手洗い内部の段差を解消しました。
- お手洗い内に大型ブースを設け、更にベビーシートやオストメイト設備を設置しました。
- 冬場の快適性確保のため、自動ドアを設置しました。
- 女性お手洗いにパウダーコーナーを設置しました。
- 歯磨き・洗顔コーナーや屋外水洗い場(一部、温水対応)等の、ビジネスユーザーさま向けの設備が充実しています。
女子お手洗い内 パウダーコーナー
男子トイレ内 歯磨き・洗顔コーナー
- 節水型便器採用による使用水量の削減。
- LED照明採用による電気使用量の削減。
- お手洗い内の換気は、「ecoシャフト」による自然換気力も利用する計画を取入れました。
4.その他
今後も、4C+1Eとなるお手洗いを目指し、順次改良を行ってまいります。改修期間中、お客さまにはご不便をおかけしますが、ご理解ご協力をお願いいたします。