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ニュースリリース

名神集中工事期間中における中国自動車道の交通安全対策を強化します

平成23年6月2日
西日本高速道路株式会社
NEXCO西日本 関西支社(大阪府茨木市、支社長:芝村善治)が実施しております、名神集中工事(5月30日から6月11日)に伴う車線規制により発生した渋滞が中国自動車道にも及び、渋滞最後尾に追突する死亡事故等の重大事故が連続して発生いたしました。
交通の安全を図るため、昨日、交通管理者(大阪府警察本部交通規制課・高速道路交通警察隊)から「名神集中工事期間中における中国自動車道の50キロ規制の実施について(平成23年6月1日)」が発表されているところです。
当社といたしましても、この事故を重く受け止め、お客さまの安全を第一に安全対策を強化し事故の防止に努めてまいります。
また、高速道路をご利用のお客さまには、ゆとりをもった安全な走行に努めていただきますようご理解とご協力をお願いいたします。

1.重大事故の発生

従来から、工事に必要な車線の規制に際しては、予告標識や渋滞後尾の警戒標識設置、さらにペースカー走行等により安全対策に努めてきたところですが、5月30日、6月1日両日の深夜に、中国自動車道(吹田ジャンクション~中国豊中インターチェンジ間の上り線)において大型貨物車が関係する死亡事故等の重大事故が発生しました。
このため、事故が発生した区間を中心として安全対策の強化を行います。

2.安全対策強化の取組み

  1. 中国自動車道に渋滞が及ぶ場合の対策
    • ペースカーを10分間隔で走行(15分間隔から10分間隔に強化)
    • 渋滞の後尾警戒標識の5箇所増設
  2. 注意喚起の強化
    • 広域(特に山陽道の情報板)に、名神集中工事での渋滞事故に関する注意喚起を強化
    • サービスエリア、パーキングエリアの休憩施設で名神集中工事での渋滞事故に関する注意喚起を強化
  3. 長距離運送関係者の皆さま(トラック協会等)へ、安全走行の再度の協力依頼

3.交通管理者との連携強化

交通管理者(大阪府警察本部交通部)との連携強化により、事故の防止に努めてまいります。