平成28年9月14日
西日本高速道路株式会社
NEXCO西日本関西支社(大阪府茨木市、支社長:村尾光弘)は、名神高速道路(名神)と新名神高速道路(新名神)を接続する高槻第二ジャンクション(JCT)(仮称)の建設工事等を実施するため、名神夜間通行止め及び一部区間における昼間車線規制等を行います。
工事期間中は、高速道路や周辺の一般国道などが混雑すると予想され、所要時間も通常より多くかかるおそれがあります。ゆとりをもった計画を立てていただき、当日の交通状況をご確認のうえ迂回走行にもご協力をお願いいたします。お客さまには大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
(1)夜間通行止め
(2)昼間車線規制 …作業の進捗により早期に終了する場合があります
(3)夜間IC閉鎖
(4)位置図・迂回ルート
(5)その他
工事期間中は、高速道路での10km程度の渋滞や周辺の一般道路でも混雑が予想されます。
ご旅行日程の調整や、鉄道などの公共交通機関のご利用をお勧めします。
《新名神高速道路の必要性》
名神高速道路は、昭和44年の全線開通以来、関西圏と中部圏を結ぶ基幹的な役割を果たす高速道路として、我が国の産業・経済・文化の急速な発展に多くの貢献をしてきました。しかしながら、現在は交通量の増加による交通混雑が頻繁に発生しています。
また、巨大な産業・経済のほとんどが自動車交通に依存しているため、それを支える役割が断絶した場合、国民生活への影響は壊滅的ともいえる状況になると予想されます。
新名神高速道路は、これらの影響を緩和するためにも、名神と相互に機能を補完し、国土軸のダブルネットワークとして、関西圏と中部圏を結びます。人・モノの流れを支え、名神との適切な交通機能の分担と高い信頼性を確保し、我が国の産業・文化・社会経済活動の振興に寄与しようとするものです。
《名神夜間通行止め等の必要性》
新名神高速道路 高槻-神戸間の平成29年度末(高槻~川西間は平成29年秋頃)開通(目標)に向け、名神と接続する高槻第二JCTにおいて、高槻第二JCT・Cランプ橋桁補修や新名神案内標識及び遮音壁等の設置が必要となります。これらの工事は名神上空での作業を伴うことから、通行止めによる施工が不可欠となります。そこで交通量の少ない夜間に通行止めを実施し工事等を行います。
また、高槻第二JCT・Cランプ橋桁補修の一部作業において、昼間の車線規制があわせて必要となります。
なお、夜間通行止め等に際しては、他の維持作業・補修工事を実施する等、可能な限り工事の集約化に努めてまいりますので、工事へのご理解とご協力をお願いいたします。
新名神の建設工事のため、高槻第二JCT・Cランプ橋桁補修工事、標識工事、遮音壁工事、道路照明工事及び情報板工事等を実施します。 その他、維持補修・点検などの作業もあわせて実施します。
《高槻第二JCT橋梁工事》
高槻第二JCT・Cランプ橋において、過去の架設時に変形の生じた箇所について、部材の取替えを行います。
高槻第二JCT Cランプ橋における部材取替え箇所
《標識工事》
新名神接続後におけるルート案内のために、名神上に案内標識の新設及び既設標識の取替の事前工事を行います。
《遮音壁工事》
新名神の接続に伴い、騒音等による環境対策が必要となる箇所について遮音壁の設置を行います。
《道路照明工事》
新名神の接続に伴い、夜間の良好な視環境を確保するため、道路照明の設置を行います。
《情報板工事》
新名神接続後における情報提供のために、名神上に情報板を設置します。
《大阪府受託橋梁工事(遮音壁設置工事等)》
高槻東道路が名神を横過する箇所に遮音壁の設置を行います。
《維持補修・点検》
道路施設を良好な状態に保つための点検・落下対策・清掃等を行います。
トンネル点検
道路照明落下対策
トンネル内附属物清掃
遮音壁笠木撤去
本工事期間中、今年度春に実施した名神集中工事と同様、第二京阪迂回料金調整を実施いたします。
なお、第二京阪迂回料金調整の条件などの詳細は以下のとおりです。
(第二京阪迂回料金調整の内容)
名神夜間通行止め等工事期間中、『中国自動車道等(西区間)⇔近畿自動車道⇔第二京阪道路⇔京滋バイパス・名神高速道路等(東区間)』を連続して走行するETC車を対象に、第二京阪迂回料金調整を実施します。
なお、第二京阪道路を迂回してご走行いただいた場合であっても、第二京阪迂回料金調整の条件を満たしていない場合は、走行経路どおりの料金が必要となります。この場合、名神高速道路経由で直通走行した場合の料金よりも割高となりますので、ご注意ください。
(1)第二京阪迂回料金調整の条件
実施期間 | 名神夜間通行止め等工事期間中 (平成28年11月14日(月曜)~平成28年11月26日(土曜)) |
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料金調整 対象車両 |
下表の「西区間の(1)又は(2)」と「東区間」の相互間を、「近畿自動車道・第二京阪C区間・B区間」を経由して連続して走行するETC車(全車種対象)
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料金調整の内容 | 名神高速道路経由で直通走行した場合の通行料金より割高にならないよう調整します。 ※近畿自動車道及び第二京阪C区間の料金(均一料金)を0円にします。また、「西区間」の料金と「東区間」の料金(第二京阪B区間の料金を含む)の合計額が、名神高速道路経由で直通走行した場合の料金より割高になる場合は、割高にならないように調整します。 |
(2)調整対象の概要
(3)第二京阪迂回料金調整の利用にあたってのご注意
第二京阪迂回料金調整の走行例
岡山IC⇒名古屋西ICご走行の場合(ETC:普通車の場合)
走行ルート | 高速道路 走行距離 |
調整前料金 (深夜割引適用) |
調整後料金 (深夜割引適用) |
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岡山IC⇒(近畿自動車道・第二京阪道路・京滋バイパス経由)⇒名古屋西IC | 約330km | 6,170円 | 5,090円 |
栗東IC⇒吹田ICご走行の場合(ETC:普通車の場合)
走行ルート | 高速道路 走行距離 |
調整前料金 (深夜割引適用) |
調整後料金 (深夜割引適用) |
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栗東IC⇒(京滋バイパス・第二京阪道路・近畿自動車道経由)⇒近畿自動車道吹田IC | 約70km | 1,670円 | 990円 |
一宮IC⇒福崎ICご走行の場合(ETC:普通車の場合)
走行ルート | 高速道路 走行距離 |
調整前料金 (深夜割引適用) |
調整後料金 (深夜割引適用) |
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一宮IC⇒(名神高速道路・京滋バイパス・第二京阪道路・近畿自動車道・中国自動車道経由)⇒福崎IC | 約252km | 4,990円 | 4,090円 |
北陸自動車道・舞鶴若狭自動車道経由での迂回走行例(ETC:普通車の場合)
走行ルート | 高速道路 走行距離 |
通行料金 | 通行料金 (深夜割引適用) |
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一宮IC⇒(名神高速道路・北陸自動車道・舞鶴若狭自動車道・中国自動車道経由)⇒福崎IC | 約296km | 5,840円 | 4,090円 |
渋滞後尾での追突事故防止
渋滞の状況に応じて、その後尾での追突事故を防ぐため、渋滞情報の提供や渋滞の後尾に注意喚起標識車等を配置し警戒にあたります。
※詳細については決まり次第ウェブサイト、リーフレットなどでお知らせいたします。
・携帯電話による道路交通情報『アイハイウェイ 』
(パソコンからでもご利用いただけます。)
夜間通行止め等期間中は、高速道路や周辺の一般国道などが混雑すると予想され、所要時間も通常より多くかかるおそれがあります。ゆとりをもった計画をお立てください。
渋滞最後尾では追突事故が発生しやすくなります。事故防止のため、ハザードランプ等を点灯し、後続車に合図をお願いします。
規制区間内の最高速度は50km/hです。ご注意ください。
運転中の携帯電話の使用は法律で禁止されています。ご利用はSA・PAでお願いします。
運転席と助手席だけでなく後部座席も含め必ず全席シートベルトを着用し、安全運転に心がけてください。
※ お客さまからのお問い合わせは、下記で承ります。