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ニュースリリース

平成29年度 「名神集中工事」(吹田IC~春日井IC)を実施します
― 5月15日(月曜)午前0時から5月20日(土曜)午前6時まで ―
― 5月22日(月曜)午前0時から5月27日(土曜)午前6時まで ―

平成29年3月15日
西日本高速道路株式会社

NEXCO西日本関西支社(大阪府茨木市、支社長:村尾光弘)は、名神高速道路を安全で快適にご利用いただくため、平成29年度においても、道路の老朽化対策・防災対策・交通安全対策を行う「名神集中工事」(昼夜連続車線規制・夜間通行止め等)をNEXCO中日本名古屋支社と共同で行いますのでお知らせします。

あわせて、大阪府域で初めて高速道路ナンバリング標識を設置します。

工事期間中は、高速道路や周辺の一般国道などが混雑すると予想され、所要時間も通常より多くかかるおそれがあります。ゆとりをもった計画を立てていただき、当日の交通状況をご確認のうえう回走行にもご協力をお願いいたします。お客さまには大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

名神集中工事 位置図

1.規制の概要

(1)昼夜連続車線規制

  • 《名神》茨木IC ~《東名》春日井IC (上下線)
  • 5月15日(月曜) 午前0時 ~ 5月20日(土曜) 午前6時
  • 5月22日(月曜) 午前0時 ~ 5月27日(土曜) 午前6時

(2)夜間通行止め

  • 《名神》吹田IC ~ 瀬田東IC (上下線)
  • 《京都縦貫道・名神》長岡京IC ~ 久御山淀IC(上下線)
  • 5月15日(月曜)夜 ~ 5月20日(土曜)朝 毎夜20時~翌朝6時 (5夜間)
  • 5月22日(月曜)夜 ~ 5月27日(土曜)朝 毎夜20時~翌朝6時 (5夜間)

※夜間通行止め時間帯は桂川パーキングエリア(PA)(上下線)および大津サービスエリア(SA)(上下線)のご利用はできません。

  • 《名神》大垣IC ~ 岐阜羽島IC(上下線)
  • 5月16日(火曜)20時 ~ 5月17日(水曜) 午前6時 (1夜間)

※上記の閉鎖に関しては、天候により順延・延期となる場合があります。

  • 《北陸道》米原JCT ~ 米原IC(上下線)
  • 5月23日(火曜)20時 ~ 5月24日(水曜) 午前6時 (1夜間)

※上記の閉鎖に関しては、天候により順延・延期となる場合があります。

(3)夜間IC閉鎖

  • 《名神》 栗東IC (上下線出入口)
  • 5月15日(月曜)夜 ~ 5月20日(土曜)朝 毎夜19時~翌朝6時 (5夜間)

※上記の閉鎖に関しては、天候により順延・延期となる場合があります。

  • 《京滋バイパス》 久御山IC (下り線入口) ※大山崎方面
  • 5月15日(月曜)夜 ~ 5月20日(土曜)朝 毎夜20時~翌朝6時 (5夜間)
  • 5月22日(月曜)夜 ~ 5月27日(土曜)朝 毎夜20時~翌朝6時 (5夜間)

(4)終日一部ランプ閉鎖

  • 《名神》 京都東IC (国道1号東行ランプ)
  • 5月15日(月曜) 午前6時 ~ 5月20日(土曜) 午前6時

※上記の閉鎖に関しては、天候により順延・延期となる場合があります。

名神集中工事 日程

(5)その他

工事期間中は、高速道路での10km以上の渋滞や周辺の一般道路でも混雑が予想されます。
ご旅行日程の調整や、鉄道などの公共交通機関のご利用をお勧めします。

【参考】平成28年の名神集中工事(5月30日~6月11日)の渋滞実績

最大渋滞長
上り線 6月7日(火曜)11時頃 蒲生SIC付近を先頭に約28km
下り線 5月30日(月曜)18時頃 栗東IC付近を先頭に約33km
最大所要時間(吹田~名古屋間)

※通常時2時間22分

上り線 6月6日(月曜) 6時間19分
下り線 5月30日(月曜) 6時間31分

《名神集中工事の必要性》

  • NEXCO西日本が管理する高速道路は、昭和38年の名神高速道路全線開通から50年以上を経た現在、延長3,400kmに達しており、開通から30年以上を経過した延長が約4割を占める等、老朽化が進展しています。
  • また、名神高速道路の交通量は、茨木-吹田JCT間で、118,747台/日断面(平成27年度平均)になります。
  • 高速道路上の工事は通常、車線や路肩規制を実施し、規制内で補修作業を行っていますが、著しい交通量の増加や車輌の大型化に伴い、通常の規制時間での日々の繰り返しの部分的な小補修では対応が困難な全体的な損傷が発生しています。
  • そこで、工事を短期間に集中して実施する『集中工事』として、連続規制や夜間通行止めの中、大規模かつ抜本的な舗装補修工事等を行っています。なお、集中工事にあたっては必要な補修工事を可能な限り実施し、できるだけ工事規制の集約化を図ります。

《集中工事の効果》

  • 集中工事を行うことで、道路の本来の機能を維持し、より信頼性の高い道路空間を提供できます。
  • また年間の作業を集約して実施することにより、工事規制件数を削減することにもなります。
  • 連続した作業を行うことにより、品質の高いもの、丈夫で長持ちする補修工事を行えます。

平成27年度 名神集中工事での効果試算(西日本管内)

2.主な工事の内容

(1)舗装補修工事

舗装面の凹凸やひび割れなどを修復する舗装工事を実施します。

《舗装補修工事》

損傷状況 損傷状況

施工状況 補修後

施工前 施工後

(2)道路保全工事

トンネル、橋梁、のり面、施設等を常時良好な状態に保つための補修・点検・清掃を行います。

《土木保全工事(樹木伐採)》

損傷状況 損傷状況

《施設情報板工事》

施工状況 補修後

《点検》

施工前 施工後

(3)新名神建設工事

名神高速道路と新名神高速道路を接続するため、遮音壁設置工事、標識工事(高速道路ナンバリング)、施設工事 等を行います。

《遮音壁設置工事》

施工前 施工後

《標識工事(高速道路ナンバリング)》

施工前 施工後

《施設工事》

施工前 施工後

3.高速道路ナンバリング

(1)高速道路ナンバリングの目的

高速道路ナンバリング

  • 整備が進む我が国の高速道路ネットワークで、路線名に併せて路線番号を用いて案内する「ナンバリング」を導入することで、訪日外国人をはじめ、すべての利用者にわかりやすい道案内を実現します。

(2)高速道路ナンバリングの対象路線

  • 高規格幹線道路網(「高速自動車国道」及び「一般国道自動車専用道路」)とこの道路網を補完して地域の高速道路ネットワークを形成する路線
  • 高規格幹線道路網から主要な空港・港湾、観光地へのアクセスとなる高速道路ネットワークを形成する路線
    (※既にナンバリングが実施されている都市高速道路(首都高速道路、阪神高速道路等)は、今回の高速道路ナンバリングの対象外です。)

(3)高速道路ナンバリングの基本ルール

  1. 親しみやすく
    • 地域でなじみがあり、かつ、国土の根幹的な路線の既存の国道番号(2桁以内)を活用します。
  2. シンプルでわかりやすく
    • 数字は原則2桁以内とします。
    • 同一起終点など、機能が似ている路線はグループ(ファミリー)化します。
    • 道路種別や機能をアルファベットで表現します。
    • 道路番号の頭に高速道路(Expressway)を意味する「E」を付与
    • グループ(ファミリー)化する路線は、路線番号の最後に「A」を付与
    • 環状道路は、路線番号の頭に「C」を付与
  3. 国土の骨格構造を表現する
    • 主要な国道番号で、国土の骨格構造を表現できるように、路線の起終点を設定します。

(4)名神集中工事で施工される路線番号と路線シンボル

高速道路ナンバリング

※新名神の案内については開通まで表示されません

※建設中の連絡等施設名は仮称です

4.名神集中工事期間中の第二京阪う回料金調整のご案内(ETC車限定)

名神集中工事期間中、昨年と同様に、第二京阪う回料金調整を実施します。

なお、第二京阪う回料金調整の条件などの詳細は以下のとおりです。

(第二京阪う回料金調整の内容)

名神集中工事期間中、『中国自動車道等(西区間)⇔近畿自動車道⇔第二京阪道路⇔京滋バイパス・名神高速道路等(東区間)』を連続して走行するETC車を対象に、第二京阪う回料金調整を実施します。

なお、第二京阪道路にう回してご走行いただいた場合であっても、第二京阪う回料金調整の条件を満たしていない場合は、走行経路どおりの料金が必要となります。この場合、名神高速道路経由で直通走行した場合の料金よりも割高となりますので、ご注意ください。

(1)第二京阪う回料金調整の条件

実施期間 名神集中工事期間中
(平成29年5月15日(月曜)~平成29年5月27日(土曜))
料金調整
対象車両
下表の「西区間の(1)又は(2)」と「東区間」の相互間を、「近畿自動車道・第二京阪C区間・B区間」を経由して連続して走行するETC車(全車種対象)
西区間 (1) 名神高速道路 豊中IC・尼崎IC・西宮IC
中国自動車道 中国豊中IC以西の各IC(山陽自動車道等含む)
(2) 近畿自動車道 吹田IC・摂津北IC・守口JCT
東区間 第二京阪道路 京田辺本線料金所以東の各IC(京滋バイパス等含む)
近畿自動車道 近畿自動車道 吹田JCT~門真JCT
第二京阪C区間 第二京阪道路 門真JCT~交野南IC
第二京阪B区間 第二京阪道路 交野南IC~京田辺本線料金所
非ETC車(現金支払い等)は、料金調整の対象とはなりません。
料金調整の内容

名神高速道路経由で直通走行した場合の通行料金より割高にならないよう調整します。

※近畿自動車道及び第二京阪C区間の料金(均一料金)を0円にします。また、「西区間」の料金と「東区間」の料金(第二京阪B区間の料金を含む)の合計額が、名神高速道路経由で直通走行した場合の料金より割高になる場合は、割高にならないように調整します。

(2)調整対象の概要

調整対象の概要

(3)第二京阪う回料金調整の利用にあたってのご注意

  • 第二京阪道路にう回走行いただいても、う回料金調整の条件を満たしていない場合は、走行経路どおりの通行料金となります。この場合、名神高速道路経由の料金よりも割高となりますのでご注意ください。(非ETC車(現金支払い等)は、料金調整の対象とはなりません。)
  • 「西区間」と「東区間」の相互間を連続走行せず、途中で高速道路を一旦流出された場合は、料金調整の対象とはなりません。
  • 各料金所では料金調整前の料金が表示されますが、ご請求の際には料金調整後の料金でご請求させていただきます。なお、特殊な事象が生じた場合などは、一旦ご請求させていただき、後日料金調整される場合があります。
  • 第二京阪う回料金調整により近畿自動車道、第二京阪C区間の料金が0円になりますので、カード会社からのご請求の明細書等では、近畿自動車道及び第二京阪C区間の走行が記載されません。
  • 高速道路をETCにより走行される場合は、運転を中断する場合を除いて、高速道路の進入から退出まで、同一のETCカードを常時挿入したままで走行してください。途中でETCカードを抜かれた場合、料金調整が行われない場合があります。

参考:名神高速道路 吹田IC~瀬田東IC 夜間通行止め時の通行料金例

第二京阪う回料金調整の走行例

岡山IC⇒名古屋西ICご走行の場合(ETC:普通車の場合)

走行ルート 高速道路
走行距離
調整前料金
(深夜割引適用)
調整後料金
(深夜割引適用)
岡山IC⇒(近畿自動車道・第二京阪道路・京滋バイパス経由)⇒名古屋西IC 約330km 6,170円 5,090円
岡山IC⇒名古屋西ICまで名神高速道路経由で直通走行した場合、7,270円(深夜割引適用5,090円)、高速道路走行距離は約316kmです。
調整後料金は「西区間」と「東区間」の料金を合計した金額です。
ETC割引の適用にあたっては、岡山IC及び名古屋西ICの通過時間で判定します。

栗東IC⇒吹田ICご走行の場合(ETC:普通車の場合)

走行ルート 高速道路
走行距離
調整前料金
(深夜割引適用)
調整後料金
(深夜割引適用)
栗東IC⇒(京滋バイパス・第二京阪道路・近畿自動車道経由)⇒近畿自動車道吹田IC 約70km 1,670円 990円
栗東IC⇒名神吹田ICまで名神高速道路経由で直通走行した場合、1,880円(深夜割引適用1,320円)、高速道路走行距離は約57kmです。
ETC割引の適用にあたっては、栗東IC及び京田辺本線料金所の通過時間で判定します。近畿自動車道吹田ICの通過時間では判定しません。

一宮IC⇒福崎ICご走行の場合(ETC:普通車の場合)

走行ルート 高速道路
走行距離
調整前料金
(深夜割引適用)
調整後料金
(深夜割引適用)
一宮IC⇒(名神高速道路・京滋バイパス・第二京阪道路・近畿自動車道・中国自動車道経由)⇒福崎IC 約252km 4,990円 4,090円
一宮IC⇒福崎ICまで名神高速道路経由で直通走行した場合、5,840円(深夜割引適用4,090円)、高速道路走行距離は約238kmです。
調整後料金は「西区間」と「東区間」の料金を合計した金額です。
ETC割引の適用にあたっては、一宮IC及び福崎ICの通過時間で判定します。

北陸自動車道・舞鶴若狭自動車道経由でのう回走行例(ETC:普通車の場合)

走行ルート 高速道路
走行距離
通行料金 通行料金
(深夜割引適用)
一宮IC⇒(名神高速道路・北陸自動車道・舞鶴若狭自動車道・中国自動車道経由)⇒福崎IC 約296km 5,840円 4,090円
一宮IC⇒福崎ICまで名神高速道路経由で直通走行した場合、5,840円(深夜割引適用4,090円)、高速道路走行距離は約238kmです。

5.安全対策及び渋滞対策

(1)渋滞後尾での追突事故防止

渋滞の状況に応じて、その後尾での追突事故を防ぐため、渋滞情報の提供や渋滞の後尾に注意喚起標識車等を配置し警戒にあたります。

渋滞後尾での追突事故防止

渋滞後尾での追突事故防止

(2)追突事故等への対応

工事用の大型車輌が工事をしている車線規制内から走行車線に流出することがあり、その場合お客さまの減速や急ブレーキなどによる追突事故、工事用車輌と接触事故等の恐れがあります。 このため、事故未然防止を目的に、ペースカーとして走行させています。交通渋滞等で大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほど宜しくお願いします。

追突事故等への対応

(3)連続規制

短い区間で複数の工事規制を行うと合流箇所が増えかえって渋滞を助長させる恐れがあり、渋滞末尾では追突事故が発生しやすくなります。そのため、工事を実施していない箇所においても車線規制を実施しています。ご理解のほど宜しくお願いします。

連続規制

6.広報計画

集中工事については、テレビCM、ラジオCM、ポスター、インターネット、横断幕などで工事期間などを事前にお知らせします。また、工事期間中の渋滞状況など、お出かけ前や通行中に知りたい交通情報についても、ハイウェイテレホン、ウェブサイトなどで提供いたします。詳しくは今後、集中工事専用のウェブサイト、リーフレットなどでお知らせします。
  1. 工事規制情報
    • テレビ、ラジオCMを実施
    • 集中工事をお知らせするポスター、リーフレット等を各サービスエリアのインフォメーション他および料金所、高速道路事務所などで掲示または配布
    • 高速道路、一般道に横断幕、懸垂幕、立看板を設置
    • 大口・多頻度契約者へリ-フレットを配布
  2. お出かけ前の道路交通情報
  3. 走行中のタイムリーな道路交通情報
    • 道路情報板
    • ハイウェイラジオ(1620kHz)
    • ハイウェイ情報ターミナル(SAなどに設置)渋滞情報をテレビ画面等で、分かりやすくお知らせします。
    • VICS(VICS対応のカーナビゲーション等の車載器で、道路交通情報が入手できます。)
    • その他(標識車、看板、SAのインフォメーション、料金所)

7.お客さまへのお願い

  • 名神集中工事期間中は、近畿自動車道、第二京阪道路、京滋バイパス、新名神高速道路、西名阪自動車道、名阪国道、東名阪自動車道、名二環、伊勢湾岸自動車道などへのう回にご協力をお願いします。
  • ゆとりを持ったご利用を

    集中工事期間中は、高速道路や周辺の一般国道などが混雑すると予想され、所要時間も通常より多くかかるおそれがあります。ゆとりをもった計画をお立てください。

  • 高速道路通行時のご注意点

    渋滞最後尾では追突事故が発生しやすくなります。事故防止のため、ハザードランプ等を点灯し、後続車に合図をお願いします。

    規制区間内の最高速度は50km/hです。ご注意ください。

    運転中の携帯電話の使用は法律で禁止されています。ご利用はSA・PAでお願いします。

  • 全席シートベルトの着用を

    運転席と助手席だけでなく後部座席も含め必ず全席シートベルトを着用し、安全運転に心がけてください。

    事故防止のため、ハザードランプ等を点灯し、後続車に合図をお願いします。

※ お客さまからのお問い合わせは、下記で承ります。