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ニュースリリース

東九州自動車道(津久見(つくみ)IC~佐伯(さいき)IC) 開通後の交通動向について

平成20年8月8日
西日本高速道路株式会社
九州支社
NEXCO西日本九州支社(福岡市中央区、支社長:久保晶紀)は、平成20年6月28日に開通した東九州自動車道津久見インターチェンジ(IC)~佐伯IC間の、開通後1ヵ月間の交通動向をとりまとめましたので、お知らせいたします。
津久見IC~佐伯ICの開通後1ヵ月間の日平均断面交通量は約6,100台/日でした。また、佐伯ICまでの延伸により、隣接する既供用区間の交通量も大きく伸びています。
高速道路に並行する国道等の交通動向は、開通前後の交通量を2箇所で測定したところ、平日・休日とも、並行する一般国道10号の交通量が約2割減少、主要地方道佐伯津久見線の交通量も約5割減少しており、並行する国道等から高速道路への転換が進んでいると考えられます。さらに、休日では、一般国道10号、主要地方道佐伯津久見線、高速道路(津久見IC~佐伯IC間)の交通量の合計が、開通後に約2割増加しており、新たな誘発交通量も見受けられます。

1.高速道路の交通動向

東九州自動車道の各IC間の交通量は、津久見ICから佐伯ICまで延伸したことにより、隣接する臼杵ICから津久見IC間では約3,900台(+122%)も増加するなど、表1のとおり顕著に伸びています。

(表1)各区間日平均交通量の開通前後の比較

(台/日)
区間名 開通前(1) 開通後(2)
(3)=(2)-(1)
増加率
(3)÷(1)
大分IC~大分光吉IC 14,400 16,600 +2,200 +15%
大分米良IC~大分宮河内IC 6,100 8,900 +2,800 +46%
臼杵IC~津久見IC 3,200  7,100 +3,900 +122%
津久見IC~佐伯IC 6,100 +6,100
(注)集計期間 : 開通前(平成19年6月24日~7月21日)、開通後(平成20月6月29日~7月26日)

2.並行する一般国道等の交通動向

津久見ICから佐伯IC間に並行する一般国道10号及び主要地方道佐伯津久見線の2箇所(図1参照)で、開通前後に平日と休日の交通量を実測しました。

平日(グラフ1参照)

  • 津久見ICから佐伯ICまでの交通量は、約5,700台/日
  • 開通前に比べ、一般国道10号は約2割、主要地方道佐伯津久見線は約5割の減少
  • 並行する国道等を合計した交通量は約3割(約5,300台)減少しており、国道等から高速道路へ転換が進んだことを示すものと考えられます。
グラフ1

休日(グラフ2参照)

  • 津久見ICから佐伯ICまでの交通量は、約6,700台/日
  • 開通前に比べ、一般国道10号は2割、主要地方道佐伯津久見線は約5割の減少
  • 並行する国道等を合計した交通量は約3割(約3,700台)減少しており、国道等から高速道路への転換が進んだものと考えられます。
  • 一般国道10号、主要地方道佐伯津久見線、高速道路(津久見IC~佐伯IC)を合計した交通量は、開通前に比べ約2割(約3,000台)増加しており、新たな誘発交通量も見受けられます。
グラフ2

(図1)並行する国道等の測定箇所

並行する国道等の測定箇所
交通量測定日
開通前 平日 平成19年9月26日、休日 平成19年9月30日
開通後 平日 平成20年7月23日、休日 平成20年7月27日