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ニュースリリース

九州自動車道における土砂災害の状況について(第2報)

平成21年7月27日
12時30分現在
西日本高速道路株式会社
九州支社
九州自動車道における土砂災害について、現在の状況は下記のとおりです。
警察・消防当局の懸命の救出活動にもかかわらず2名の方の死亡が確認されました。 亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りいたします。
今後は、現地調査を実施し、土砂災害発生の原因分析や復旧工法などを検討するため、第三者からなる調査委員会を設置いたします。
なお、災害現地の状況につきましては、逐次お知らせいたします。

1.発生日時

平成21年7月26日(日曜日) 11時10分頃

2.場所

九州自動車道 77.6kp
福岡県大野城市大字乙金(オトガナ)付近

3.発見状況

午前11時16分頃、通行車からの110番通報を経由し、NEXCO西日本九州支社道路管制センターへ入電。

4.災害概略

現在調査中ですが、高速道路に隣接する山林から、土砂が高速道路本線に流入・堆積し、通行不能となった模様。

5.被災者の有無

堆積土砂に巻き込まれた車両1台から、男女2名が発見されましたが、死亡が確認されました。

6.現地状況

本日は、午前8時に作業を開始しました。
昨日に引き続き、被災者の有無の確認、土砂の排除、災害発生箇所の調査を実施します。

7.流入土砂概要

幅最大約25m、長さ最大約50m、高さ最大約5mにわたり、崩落した土砂が本線に流入し堆積。(流入土砂約3,000m3) (参照 被災箇所概要図 (496KB)PDFファイルを開きます

8.原因分析

災害発生の原因分析、同様な災害の発生の未然防止対策及び復旧方法等に検討を行うために、第三者からなる「九州自動車道 災害調査検討委員会」を設置します。

9.通行止め解除の見込

7月26日午前11時18分から、九州自動車道福岡IC~太宰府IC(上下線)が通行止めとなっています。通行止め解除には、数日が必要となる見込みです。
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