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ニュースリリース

平成28年(2016年)熊本地震による大分自動車道 並柳(なみやなぎ)橋の損傷について

平成28年4月22日
西日本高速道路株式会社

平成28年(2016年)熊本地震による大分自動車道の損傷について、NEXCO西日本九州支社(福岡県福岡市、支社長:北田正彦)では、詳細点検を行いました。その結果、由布岳パーキングエリア付近の並柳橋において重大な損傷が明らかになりましたのでお知らせいたします。

1.並柳橋の損傷概要

1)損傷内容
主桁の変形、支承の破壊、ジョイント橋軸方向に開き
2)損傷時刻
平成28年4月16日(土) 1:26頃 (本震発生時)
3)損傷箇所
大分自動車道 湯布院IC~日出JCT
4)損傷住所
大分県由布市湯布院町川上
5)人的被害
なし

2.位置図

3.主な損傷状況

4.経緯

平成28年4月16日(土)の本震発生後も余震が多発していたことから、点検員の安全を考慮し近接目視点検が十分に出来ていませんでした。このたび、4月21日(木)に実施した近接目視点検により損傷の状況が判明したものです。

(参考)並柳橋の諸元

1)形式
鋼4径間連続鈑桁及び鋼4径間連続トラス橋
2)延長
422.4m
3)幅員
10.7m
4)橋脚高
15mから48m
5)開通日
平成元年7月20日