高松自動車道 府中湖(ふちゅうこ)PA(下り線)のトイレがリニューアルオープンします
― 上り線に引続き、環境配慮型エコトイレにリフレッシュ ―
平成21年7月31日
西日本高速道路株式会社
四国支社
NEXCO西日本四国支社(高松市朝日町、支社長:梅田 雄康)では、お客さまのご意見・ご要望にお応えするため、サービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)のトイレで4C+1E(Clear(明るく)・Clean(清潔)・Comfortable(快適)・Charming(魅力的)+Ecology(環境))を目標にお客さまに満足していただけるように、施設の改修を進めております。
このたび、高松自動車道 府中湖PA(下り線)トイレの改修が完了し、四国初の環境配慮型エコトイレとして、4月にオープンした上り線に引続きリニューアルオープンすることとなりましたので、お知らせいたします。
工事期間中は、仮設お手洗いの利用等ご不便をお掛けしました。ご協力ありがとうございました。
1.休憩施設名及びリニューアルオープン日時
- 高松自動車道 府中湖PA(下り線)(香川県坂出市府中町)
平成21年 8月 6日(木曜) 9時~
2.府中湖PA(下り線)トイレの概要
- 男性トイレ 小便器8基、大便器4基(洋式3基、和式1基)
- 女性トイレ 13基(洋式11基、和式2基)
- 多目的トイレ 1基
※施設規模は片側(下り線)を記載(4月オープンの上り線と同規模)
3.リニューアルの基本取り組み
- お客さま満足施設を目指して
4C<Clear(明るく)・Clean(清潔)・Comfortable(快適)・Charming(魅力的)>を目標とし、以下の項目を主体に取り組みを実施しました。
- 洋式トイレを全便器数の8割に増設し、全ての洋式便座に洗浄器付便座を整備
- 床面の段差をなくし使いやすく、さらにゴムタイルを使用し、「カラッ」と乾燥した状態を保持
- お子さまと一緒に入ることが可能な大型ブースを整備
- 冬場の快適性の確保のために自動ドアを設置
- 自然光を取り入れ、人工照明との調和による心地よい空間を整備
- 女性トイレにパウダーコーナーを設置
- 環境対策への取り組み
1E<Ecology(環境)>地球環境にも配慮し、以下の取り組みを実施しました。
- エコ給湯の採用による電力使用量の削減(約70%削減)
- 四国初の取り組みとして、光ダクト・メタルハライドランプ・LED照明を採用し、電力使用量を削減(約55%削減)
- 節水型水栓等の採用による水使用量の削減(約68%削減)
今後の取り組み
- 香川県の給水事情を踏まえた取り組みとして、再生水の活用による水道使用量を削減(約67%削減)(8月下旬に運用開始予定)
以上の取り組みをCO2排出量に換算すると、1年あたり約22t-CO2削減が見込まれます。
4.完成写真
5.上り線における削減実績
- 既に4月末にリニューアルオープンした上り線お手洗いにおける5月~6月の電力・水道使用の削減実績(設備規模、交通量を同等として試算し、前年同月平均と比較)
- 電力使用量は、約2,470kwh/月、約27%の削減
- 水道使用量は、約54m3/月、約14%の削減