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ニュースリリース

高知自動車道の一部区間において雪による通行止め実施後の早期解除を目的に冬用タイヤ規制(チェーン装着車除く)を試行的に導入します
― 通行止めの不便緩和へ ―

平成28年11月24日
西日本高速道路株式会社

NEXCO西日本四国支社(高松市朝日町、支社長:中根正治)は、冬季の高速道路の通行止め時間を減らすための取り組みとして、今冬季も高知自動車道(高知県、愛媛県)の一部区間におきまして冬用タイヤ規制(チェーン装着車除く)を試行的に導入いたします。

NEXCO西日本は、積雪や路面凍結のおそれがある場合には凍結防止剤散布作業や除雪作業などを行い、高速道路の安全で円滑な交通確保に向けて取り組んでいます。お客さまには、冬用タイヤの装着を早めにしていただき、雪道での安全運転に心がけていただきますようお願いします。

1.試行(実験)導入目的

高知自動車道は、四国山地を縦断し、瀬戸内海側・太平洋側を結ぶ交通・物流等の重要な役割を担っている路線であり、雪による通行止め時にはお客さまに多大なご迷惑をおかけしております。通行止め時間を減らす取り組みとして、今冬季も高知自動車道 川之江東ジャンクション(JCT)~大豊インターチェンジ(IC)間において、降雪状況や交通状況により冬用タイヤ規制(チェーン装着車除く)を試行的に実施いたします。

2.試行(実験)導入区間

高知自動車道 川之江東JCT~大豊IC間 (区間限定)

3.試行(実験)導入期間

平成28年12月1日から平成29年3月31日まで

(冬用タイヤ規制の実施時には、道路情報板に「川之江東JCT-大豊 冬用タイヤ規制」と表示してお知らせします。)

※冬用タイヤ規制とは降雪による路面状況により実施するものであり、期間中常時実施するものではありません。

4.高知自動車道 川之江東JCT~大豊IC間における冬用タイヤ規制(チェーン装着車除く)の内容

1)冬用タイヤの種別と冬用タイヤ規制(チェーン装着車除く)時の通行条件
タイヤ種別 通行の可否 条件
スタッドレスタイヤ、スノータイヤ、スノーフレークマーク付のオールシーズンタイヤ ○ 通行可 全車輪装着
ノーマルタイヤ、タイヤチェーン(樹脂製を含む)装着、オールシーズンタイヤ(スノーフレークマーク付きを除く) × 通行不可

※急峻な地形を通過する当該路線は、トンネル区間が非常に多く、雪のないトンネル内をチェーン装着車が走行することは、(1)チェーン切れによる後続車への危険、(2)舗装路面の損傷、(3)チェーン着脱による交通への危険等が想定されるため、当該区間で冬用タイヤ規制を行う場合は、チェーン装着車も通行できません。
通行可能なタイヤ種別についての問い合わせは、NEXCO西日本までお願いします。

2)冬用タイヤ規制実施手順

降雪 → 除雪作業 → 通行止め → 冬用タイヤ規制による通行止め解除

3)冬用タイヤチェック箇所

高知道 法皇トンネル北坑口、大豊IC及び新宮ICにて冬用タイヤ装着チェックを実施します。

実施箇所位置図

4)その他

今回の冬用タイヤ規制は試行(実験)導入のため、以下の全ての条件を満たす場合に実施します。

  • 通行車両がタイヤチェック場所まで(上り線:大豊インターチェンジまで 下り線:法皇トンネル北坑口まで)ノーマルタイヤで安全な走行が可能なこと
  • 冬用タイヤ規制区間と隣接する区間等において、通行止めや通行に支障となる事象が発生していないこと
  • 冬用タイヤ規制区間において、降雪による視界不良が無く安全走行が可能なこと
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