平成29年11月17日
西日本高速道路株式会社
NEXCO西日本四国支社(高松市朝日町、支社長:中根正治)は、冬季の高速道路の通行止め時間を減らすための取り組みとして、今冬季も高知自動車道(高知県、愛媛県)の一部区間において、冬用タイヤ規制(チェーン装着車除く)を試行的に導入します。
NEXCO西日本は、積雪や路面凍結のおそれがある場合には、凍結防止剤散布作業や除雪作業などを行い、高速道路の安全で円滑な交通確保に向けて取り組んでいます。お客さまには、冬用タイヤの装着を早めにしていただき、雪道での安全運転に心がけていただきますようお願いします。
高知自動車道は、四国山地を縦断し、瀬戸内海側・太平洋側を結ぶ交通・物流等の重要な役割を担っている路線であり、雪による通行止め時にはお客さまに多大なご迷惑をおかけしております。通行止め時間を減らす取り組みとして、今冬季も降雪状況や交通状況により冬用タイヤ規制(チェーン装着車除く)を試行的に実施します。
E32高知自動車道 川之江東ジャンクション(JCT)~大豊インターチェンジ(IC)間 (区間限定)
2017年(平成29年)12月1日(金曜)から2018年(平成30年)3月31日(土曜)まで
(冬用タイヤ規制の実施時には、道路情報板に「川之江東JCT-大豊IC 冬用タイヤ規制」と表示してお知らせします。)
※冬用タイヤ規制は、降雪による路面状況により実施するものであり、期間中常時実施するものではありません。
タイヤ種別 | 通行の可否 | 条件 |
---|---|---|
スタッドレスタイヤ、スノータイヤ、スノーフレークマーク( 別添(701KB) 参照)付のオールシーズンタイヤ | ○ 通行可 | 全車輪装着 |
ノーマルタイヤ、タイヤチェーン(樹脂製を含む)装着、オールシーズンタイヤ(スノーフレークマークなし) | × 通行不可 | ― |
※急峻な地形を通過する当該路線は、トンネル区間が非常に多く、雪のないトンネル内をチェーン装着車が走行することは、(1)チェーン切れによる後続車への危険、(2)舗装路面の損傷、(3)チェーン着脱による交通への危険等が想定されるため、当該区間で冬用タイヤ規制を行う場合は、チェーン装着車も通行できません。
通行可能なタイヤ種別についての問い合わせは、NEXCO西日本お客さまセンターまでお願いします。
2)冬用タイヤ規制実施手順
降雪 → 除雪作業 → 通行止め → 冬用タイヤ規制による通行止め解除
3)冬用タイヤチェック箇所
高知自動車道 法皇トンネル北坑口、新宮IC及び大豊ICにて冬用タイヤ装着チェックを実施します。
4)その他
今回の冬用タイヤ規制は試行(実験)導入のため、以下の全ての条件を満たす場合に実施します。
雪道走行時のお願い
<高速道路に乗る前に>
<高速道路走行中は>
冬の高速道路では雪氷対策作業や冬用タイヤ装着確認など、ご迷惑をお掛けしますがご協力いただきますよう宜しくお願いします。今後も各種取り組みを進め、冬期の高速道路の安全・安心の確保に努めてまいります。