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お知らせ

遮音壁への太陽光発電技術適用実験を開始します

平成24年8月29日
西日本高速道路株式会社

NEXCO西日本(大阪市北区、代表取締役社長:石塚 由成)は、持続可能な社会の形成を目指し、低炭素社会の実現に向け、太陽光発電設備の導入を積極的に進めています。

このたび、太陽光発電設備において課題となっている架台構築に係るコストを低減し、経済的な太陽光発電設備の設置の可能性を検討することを目的とした実験について、平成24年9月8日から発電量の計測を開始します。

1.実験概要

場所
山陽自動車道 淡河パーキングエリア(PA)(下り線)

所在地:神戸市北区淡河町神田

山陽自動車道 三木サービスエリア(SA)(上り線) 

所在地:兵庫県三木市大村

実験規模
遮音壁を活用した太陽光による発電実験
太陽光パネル面積 216m2 (9案*24m2
実験内容
淡河PA:遮音壁(金属板、コンクリート板)への適用を想定した実験
三木SA:透光性遮音板への適用を想定した実験
実験期間
平成24年9月8日 ~ 1年間
参加企業
淡河PA(下) :4社
三木SA(上)  :5社
場所 提案者 共同参画社
三木サービスエリア 矢木コーポレーション 株式会社 旭硝子 株式会社
日本板硝子環境アメニティ 株式会社 株式会社 東亜電機工業社
株式会社 日本パーツセンター 株式会社 ケー・アイ・エス
積水樹脂 株式会社 (2案)  
淡河パーキングエリア 株式会社 ケー・エフ・シー  
兼松 株式会社 JFE建材 株式会社
三晃金属工業 株式会社  
日鐵住金建材 株式会社  

2.実験目的

NEXCO西日本が用意する実験場を使用し、経済的で効果的な太陽光発電設備の設置の可能性を検討することを目的とするものです。

本実験においては、(1)遮音壁直壁での太陽光発電設備の発電能力、(2)設備仕様決定に必要な事項(安全性、配線手法、メンテナンス性、景観性、施工性、耐久性)、(3)材料コストについて確認を行うと共に、遮音壁支柱や遮音板の活用により、設置費用の削減を目指しています。

実験期間中の発電量は、各休憩施設内に設置する発電量表示モニタ(モニタ標示イメージを参照)で確認できます。

モニタ標示イメージ

モニタ標示イメージ

3.実験設備

淡河パーキングエリア 発電規模 7.0kw級(total)

淡河パーキングエリア 発電規模 7.0kw級
淡河パーキングエリア 発電規模 7.0kw級

三木サービスエリア 発電規模 10.4kw級(total)

三木サービスエリア 発電規模 10.4kw級
三木サービスエリア 発電規模 10.4kw級