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お知らせ

平成26年度「不正通行対策強化月間」について

平成26年8月29日
西日本高速道路株式会社

NEXCO西日本は、毎年9月を「不正通行対策強化月間」としています。

ETCの普及に伴い不正通行件数も年々増加し、ピーク時の平成19年度には12万件となったことから、不正通行を撮像するカメラでの監視、有人レーンへの開閉バーの設置、カード未挿入を防止するためのお知らせアンテナの設置などの対策を実施してきました。その結果、不正通行件数は平成25年度にはピーク時の約50%にまで減少しています。

不正通行は、取扱台数の多い料金所などで多く発生していますが、その大半がETCカードの挿入忘れなどにより正常に課金されないままうっかり通過してしまった車両であることから、強化月間の期間中には、ETCレーンの正しい走行方法や、万一開閉バーが開かない状態でうっかり通過してしまった場合には道路会社へ申し出ていただくことについての啓発活動や監視活動を強化いたします。

また、不正通行を繰り返す者については、データ分析や実態調査を行い、警察の捜査に積極的に協力していきます。

不正対策カメラによる撮像

不正対策カメラによる撮像

一般レーンの開閉バー

一般レーンの開閉バー

不正通行件数(NEXCO西日本全体)

年度別不正通行件数の推移

※「不正通行件数」の中には、ETCカードの挿入忘れ等により正常に課金されないまま通過してしまった車両(うっかり通過)も含まれます。

NEXCO西日本事業エリアにおける不正通行の事例等

平成25年度 不正通行による逮捕事例
日付 事例 内容 当社の対応等
平成25年11月 ETCレーン強行突破者の逮捕 岡山県警察は平成25年11月18日、山陽自動車道(山陽料金所)他において通行料金を支払うことなくETCレーンを強行突破した軽自動車の運転者を道路整備特別措置法違反の容疑で逮捕しました。 不法に免れた料金の3倍に相当する額を請求
平成25年9月 ETCレーン強行突破者の逮捕 広島県警察は平成25年9月19日、山陽自動車道本郷料金所において、ナンバープレートを隠蔽し通行料金を支払うことなく強行突破した大型貨物自動車の運転者を道路運送法違反及び道路整備特別措置法違反の容疑で逮捕しました。 不法に免れた料金の3倍に相当する額を請求

お客さまへのお願い

ETCカードの挿入忘れなどにより、万が一開閉バーが開かない状態で通過してしまった場合は、料金所または道路会社に必ずご連絡いただき、通行料金のお支払いについてお問い合わせください。

通行料金が未払いのまま放置されていますと、「不正通行」として取り扱いますのでご注意ください。

強化月間の内容

1.実施期間

平成26年9月1日(月曜)~平成26年9月30日(火曜) 30日間

2.強化月間において特にお知らせしたいポイント

  1. 未精算による通過(うっかり通過)に関する周知
    • ETC開閉バーが開かない主な要因
      (ETCカードの挿入忘れや有効期限切れ、一般車のETCレーンへの誤進入)
    • ETC開閉バーが開かない状態でうっかり通過してしまった場合の「道路会社への連絡(申出)」
  2. ETC車載器の再セットアップの周知
  3. ETCレーンの正しい走行方法の周知

3.取り組み内容

  1. 啓発活動
    • ポスター及びチラシ掲示(配布)、WEB等による啓発
  2. 監視活動
    • 高速道路交通警察隊との合同監視、社員による不正通行監視活動等

参考:料金所における高速道路交通警察隊との合同監視

料金所における高速道路交通警察隊との合同監視

参考:ポスター・チラシ

ポスター・チラシ