平成30年2月20日
西日本高速道路株式会社
NEXCO西日本関西支社(大阪府茨木市、支社長:村尾光弘)が建設を進めているE91南阪奈道路(太子インターチェンジ(IC)~葛城IC間)付加車線事業の竹内(たけのうち)トンネル工事において、受注者(清水建設(株))の測量ミスにより、掘削時の中心位置がずれる事象が発生しました。また、これに伴い覆工(ふっこう)コンクリートの設計厚さ不足も確認されました。
施工不具合の補修方法等につきましては、学識経験者のご意見を伺いながら対応してまいります。
受注者は測量ミスにより、中心位置がずれた状態でトンネルを掘削していましたが、中心位置のずれを覆工コンクリート型枠の設置位置を移動させることで中心に戻せると考え、適切な対応をとらず施工を継続しました。その結果、中心位置のずれが規定値±5cm(最大で約9cm)を超え、また、これに伴い覆工コンクリートの設計厚さ不足も生じました。
太子IC~葛城IC間の2車線区間の交通安全対策を目的に、延長2.9kmに付加車線を設置するものです。
本不具合は、建設中のトンネルで発生したものであり、お客さまの走行の安全に影響するものではございません。
2025年4月15日
2025年4月13日