古川 隆一
古川 隆一

人々の生活に影響を与えられる
仕事の責任を感じながら、
安全で快適な道路の開通を目指す

施設(電気)/建設事業<施設工事>

古川 隆一
FURUKAWA RYUICHI

関西支社 和歌山工事事務所 施設工事区
2016年入社 工学部 電気電子システム学科卒

現在の仕事

4車線化によって、
もっと安全で快適な
高速道路へ

現在、有田インターチェンジ(IC)から印南ICまでの道路を4車線化にする工事がスタートしています。私はこの車線に付随する施設設備の工事発注および、工事管理を担当しています。施設設備というのは、トンネル内の照明や電気の受配電盤、ETC設備などのことです。工事前は施工業者の公募から始まり、入札・開札までを行います。業者を公募する際に、必要な条件やルールがまとめられている資料の作成や、工事にかかる概算を算出するなどの業務が中心です。施工業者が決まると、工事をスムーズに進めるための調整役となります。現場に足を運び、変更が必要な箇所の確認や工事の進捗などの聞き取りを行います。日々現場で問題点が出てくるため、他工事とも連携し、スムーズに工事が進むための調整をすることが私の役割です。

ONE DAY

9:00
出社、課内で業務の共有
現場での問題点や自身の業務について課内で共有。
10:00
現場へ
現場を確認し、施工業者と調整が必要な箇所や工事の進捗など聞き取りを行う。
15:00
資料作成
現場での調整事項等取りまとめを行う。
17:00
施設工事区の関係者で
打ち合わせ
工事の進捗報告や現場での問題点などを話し合う。

仕事のやりがい

災害を乗り越えて見えたもの

入社3年目に、2度の災害を目の当たりにしました。1度目は、平成30年7月豪雨。中国地方の至る所で停電・断水が起こったため、雪氷車両に水を積んで広島へ向かいました。復旧するまでの間、住民の方に手渡しで水を渡すという役割を務めました。地域の役に立てたと、NEXCO西日本に入社した意味を改めて感じた出来事でした。同年の9月には関空連絡橋タンカー衝突事故が起こり、着任早々、現場に応援に向かいました。照明が倒れていたり、道路があり得ない方向に曲がっていたりと、先が見えない状況から復旧に携わらせていただいたことで、高速道路を守るという責任の重さとやりがいを強く感じました。

入社動機

自分の幅を広げ、
多くの人に影響を与えられる仕事

多くの人に影響を与えられる仕事に就きたいという考えから、インフラ業界を中心に就職活動をしていました。大学では工学部で電気を学んでいたのですが、私は飽き性なので、最初から電気だけを専門にするつもりはなかったんです。NEXCO西日本では、機械・通信・建築など幅広い分野に携われると知り、自分に合うんじゃないかと思いました。定期的に転勤があることも、新たな出会いや知識が増えることで自分の幅が広がるチャンスになると感じました。

古川 隆一

私の目標

今は事務所の総力をあげて有田~印南間4車線化の開通に向かって取り組んでいるので、自分もそこに向かって全力で走り抜きたいと思います。将来的には事務所全体をまとめる仕事に就き、今の現場で得た知識を存分に活かしていきたいです。

オフの過ごし方

コロナ前はいろんな場所に旅行へ行っていました。今は和歌山の地域限定クーポンを使うなど、県内で楽しむ方法を見つけています。最近のお気に入りなのは、湯浅にある「二の丸温泉」。森に囲まれた中にある温泉なので、最高に気持ちいいんです。

offtimeの写真
就活中の学生さんへメッセージ

私はあえていろんなバイトを経験して、やりたい仕事、向いていない仕事は何かと、自分を分析しました。就職活動は、どんな人になりたいかを考えることができる大切なチャンスだと思います。たくさん悩んで、考えて自分がやりたいことを見つけてください。