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ニュースリリース

NEXCO西日本 中国支社管内 年末年始期間における高速道路の渋滞予測
― 下り線は12月29日、上り線は1月2日~3日に渋滞が集中!時間帯や経路を工夫した計画を ―

令和元年11月20日
西日本高速道路株式会社

NEXCO西日本中国支社(広島市安佐南区、支社長:小笹 浩司)は、年末年始期間[令和元年12月27日(金曜)~令和2年1月5日(日曜)の10日間]の中国地方の高速道路における5km以上の交通集中渋滞が予測される箇所や通過所要時間、混雑対策などについてとりまとめました。

最新の道路交通情報はアイハイウェイ新規ウィンドウを開きます をご覧ください。

1.渋滞予測の概要

(1)
年末年始期間における高速道路の交通集中渋滞のピークは、下り向き(九州方面)が12月29日(日曜)、上り向き(大阪方面)が1月2日(木曜)~3日(金曜)になると予測しています。また、12月28日(土曜)、12月29日(日曜)、1月2日(木曜)~1月4日(土曜)には、最大渋滞長10km以上の大規模な渋滞を合計8回予測しております。
(2)
広島市周辺から広島空港に向かわれる場合は、渋滞に伴う延着にご注意ください。(詳しくは広島市周辺から広島空港へ向かう際のお願いをご参照ください)

・年末年始期間中に、E2山陽自動車道・上り線・広島IC⇒西条IC間で5km以上の渋滞を3回(5km程度が2回、10km程度が1回)予測しており、通常時より20分程度所要時間が増加する見込みです。

・過去に、事故渋滞で最大渋滞長20km、通過に2時間かかった事例があります。

(3)
冬季の高速道路は、降雪・積雪に伴う通行止、旅行時間の長大化等の影響が出る恐れがあるため、降雪が予想される時は時間にゆとりをもってお出かけください。

≪中国支社管内の高速道路の日別渋滞予測回数(ピーク時5km以上)≫

渋滞予測回数(下り線)

渋滞予想回数(上り線)

年末年始期間 渋滞予測

(1)昨年との曜日配列の比較表

昨年との曜日配列の比較表

(2)令和元年度の渋滞予測と平成30年度の渋滞実績比較(中国支社管内)

  1. 令和元年度(予測):令和元年12月27日(金曜)~令和2年1月5日(日曜) (10日間)
  2. 平成30年度(実績):平成30年12月27日(木曜)~平成31年1月5日(土曜) (10日間)
渋滞延長 令和元年度予測 平成30年度実績
5km以上10km未満の渋滞 11回 8回(4回)
10km以上20km未満の渋滞 8回 9回(2回)
20km以上の渋滞 0回 2回(0回)

※平成30年度実績は、事故渋滞等すべての渋滞の総回数。( )は交通集中渋滞のみ。

(3)中国支社管内の高速道路でピーク時10km以上と予測した渋滞

IC:インターチェンジ、JCT:ジャンクション、TN:トンネル、PA:パーキングエリア

日付
(曜日)
上下線 道路名 方向 渋滞発生予測時刻
(ピーク時刻)
渋滞発生箇所 渋滞区間
末尾側IC⇒先頭側IC
ピーク時
渋滞長
通常時通過時間
渋滞ピーク時通過時間
12月28日
(土曜)
下り線 E2山陽道 大阪から九州方向 14時00分 ~20時00分
(16時)
小河原橋付近
(広島市安佐北区)
西条IC ⇒ 広島東IC 10km 約10分
約30分(+20分)
12月29日
(日曜)
下り線 E2山陽道 大阪から九州方向 13時00分 ~ 18時00分
(15時)
笠井山TN付近
(岡山市北区)
和気IC ⇒ 岡山IC 10km 約10分
約30分(+20分)
E2 山陽道 大阪から九州方向 16時00分 ~ 20時00分
(18時)
小河原橋付近
(広島市安佐北区)
西条IC ⇒ 広島東IC 10km 約10分
約30分(+20分)
1月2日
(木曜)
上り線 E2山陽道 九州から大阪方向 14時00分 ~ 20時00分
(16時)
二子TN付近
(岡山県倉敷市)
玉島IC ⇒ 岡山JCT 10km 約5分
約30分(+25分)
E2 山陽道 九州から大阪方向 16時00分 ~ 20時00分
(18時)
志和TN付近
(広島市安佐北区)
広島IC ⇒ 志和IC 10km 約10分
約30分(+20分)
1月3日
(金曜)
上り線 E2山陽道 九州から大阪方向 13時00分 ~ 18時00分
(15時)
篠坂PA付近
(広島県福山市)
福山西IC ⇒ 笠岡IC 10km 約5分
約30分(+25分)
E2 山陽道 九州から大阪方向 16時00分 ~ 20時00分
(18時)
関戸TN付近
(山口県岩国市)
玖珂IC ⇒ 大竹IC 10km 約10分
約30分(+20分)
1月4日
(土曜)
上り線 E2山陽道 九州から大阪方向 12時00分 ~ 18時00分
(16時)
二子TN付近
(岡山県倉敷市)
玉島IC ⇒ 岡山JCT 10km 約5分
約30分(+25分)

 広島周辺から広島空港へ向かう高速道路上(広島JCT⇒河内IC間)に予測される10km以上の渋滞の概要

(4)初詣・初売に伴う渋滞が発生する可能性があります。時間にゆとりをもった旅行計画をお願いします。
特に、岡山総社ICと五日市ICをご利用される場合は、ICを出る際に時間がかかることがあります。

  • 岡山総社IC周辺の神社への初詣に向かう渋滞が平成30年1月2日に、E73岡山自動車道 下り線 岡山総社IC出口から約1km(午前7時~午後5時頃)発生しています。
  • 五日市IC周辺の大型商業施設に向かう渋滞が平成31年1月2日に、E2山陽自動車道 下り線 五日市IC出口から約1km(午前10時~午後0時頃)発生しています。

(5)一つ一つの渋滞は5km程度であったとしても、長距離を走る場合は、複数の渋滞に遭遇することがあります。 参考資料1(630KB) PDFファイルを開きます の検索方法をご参考に、最も渋滞の影響を受けない出発時間を検索してみてください。

  • たとえば、1月2日(木曜)に、広島ICから大阪方面に向かう際は、出発の時間によっては、広島県内で1件の渋滞、岡山県内で1件の渋滞(いずれも10km程度)に遭遇する可能性があります。

広島市周辺から広島空港へ向かう際のお願い

広島IC以西から広島空港へ向かう際のお願い

広島市周辺から広島空港に向かう際は、渋滞に伴う延着にご注意ください。

山陽道の広島空港へのアクセス区間(広島IC→河内IC間)では、年末年始期間に5~10km程度の渋滞が3回程度発生すると予測しており、通常よりも所要時間が増加する見込みです(過去に事故渋滞で最大渋滞長20km、通過に最大2時間となった事例もあります)。時間には相当余裕を持った計画をお願いします。

  • アクセス区間での著しい渋滞、または、事故等で通行止めになった場合には、広島空港リムジンバスが運休する恐れもあります。
  • 飛行機への乗り遅れ防止のため、早めの空港移動をおすすめします。また、代替手段(JR山陽線・白市駅→連絡バス利用等)の活用もご検討ください。
  • 今回の年末年始期間では、1月2日(木曜)に10km程度の渋滞が発生すると予測しています(下表参照)。
  • 広島空港リムジンバスの運行状況については、広島空港新規ウィンドウを開きます をご覧ください。
日付 (曜日) 区間 渋滞先頭 最大渋滞長 渋滞時刻 ピーク時刻 通常時通過時間
渋滞ピーク時通過時間
1月2日 (木曜) 広島東IC ⇒ 西条IC 八本松TN付近 5km 10時 ~ 13時 11時 約5分
約15分(+10分)
1月2日 (木曜) 広島IC ⇒ 志和IC 志和TN付近 10km 16時 ~ 20時 18時 約10分
約30分(+20分)
1月3日 (金曜) 広島東IC ⇒ 志和IC 志和TN付近 5km 16時 ~ 20時 17時 約5分
約15分(+10分)

渋滞予測士が年末年始期間の渋滞予測について解説します

お盆期間の渋滞予測に引き続き、年末年始期間の渋滞予測についても、渋滞予測士がNEXCO西日本のWebサイトにて解説します。ぜひご覧ください。

渋滞予測士が年末年始期間の渋滞予測について解説します

2.安全運転のお願い

(1)事故に気を付け、安全運転を!

事故に気を付け、安全運転を!
  • 渋滞末尾」や「渋滞中」での「追突事故」が多発しております。
    前方注意」・「車間距離の確保」に努め、安全運転をお願いします。

    ※特に交通混雑期には渋滞にかかわる事故が多く発生する傾向にあります。

  • 後部座席もシートベルト着用」が義務付けられています。
  • こまめな・早めの休憩」を心掛けてください。

(2)積雪・凍結に備えて…

積雪・凍結に備えて…
  • 冬季は、積雪により滑りやすくなっている場合があります。いざという時のために冬タイヤ(スタッドレスタイヤ等)の装着をお願いします。また、大雪の際はチェーンも携行しておくとさらに安心です。
  • チェーン規制区間(E74浜田自動車道 旭IC~大朝IC、E73米子自動車道 江府IC~湯原IC)では、大雪特別警報や大雪に対する緊急発表が行われるような異例の降雪があるときに、チェーン規制を行う可能性があります。その場合は、タイヤチェーンを装着しないと通行できません。
  • 積雪時は、冬タイヤ装着時でも急発進・急ハンドル・急制動は非常に危険です。速度を控えめに、十分な車間距離を取って、安全運転を心がけてください。
  • 路面が濡れているだけに見える場合でも、実際にはアイスバーンとなっている場合があり大変危険です。橋の上や、日蔭を走行する際はご注意ください。
  • トンネルの出入口は風が強く、また、トンネルを出ると突然、雪景色になっていることもあるため注意が必要です。
  • 降雪状況によっては通行止になる恐れもありますので、適宜交通情報を確認してください。
  • アイハイウェイ新規ウィンドウを開きます の「雪道情報」(令和元年11月16日~令和2年4月16日にかけて掲載)では雪氷作業情報を確認できるほか、(1)通行止作業情報、(2)道路カメラ映像、(3)主要インターチェンジの天気情報、(4)短期降雪予測等を確認できます。(参考資料2.(318KB)PDFファイルを開きます もご参照ください)

「雪道情報」の提供

(3)もし、事故・故障が発生したら…

もし、事故・故障が発生したら
  • 停車後は、ハザードランプを点灯するとともに発炎筒や停止表示板で後続車に、事故車や故障車の存在を知らせてください。
  • 車内に留まったり、道路上を歩き回ったりせずに、速やかにガードレールの外などに出て、進行方向の手前側の安全な場所に避難してください。
  • 110番」または「道路緊急ダイヤル#9910」もしくは「非常電話」にて通報してください。

    ※運転中の携帯電話の使用は禁止されています。

(4)交通安全対策プロジェクト『DRIVE&LOVE』

  • NEXCO西日本では、「愛する人・愛してくれる人を想う気持ち」を原動力に、想いやりの心の輪を拡げることで、みんなでいっしょに交通事故ゼロを目指すプロジェクト“DRIVE&LOVE新規ウィンドウを開きます ”を推進しています。

3.お知らせ

NEXCO西日本のウェブサイト上に年末年始期間の『渋滞予測ガイド』を掲載します(エリアは愛知県以西)。年末年始期間の『渋滞予測ガイド』の冊子は、11月下旬頃から主なSA・PAを中心に配布します。

渋滞予測ガイド

4.その他のお願い

1.最新道路交通情報ご確認のお願い

(1)交通情報を確認し、臨機応変な対応を!~情報を活用して、渋滞回避~

年末年始期間中は多くの渋滞を予測しておりますが、事故等の交通状況によって渋滞が発生することもあります。最新の交通情報をご確認して出発時間やルート選択をご検討ください。

リアルタイム情報はNEXCOグループのアイハイウェイ新規ウィンドウを開きます をご活用ください(参考資料2.(318KB)PDFファイルを開きます をご参照ください)。

2.分散利用のお願い

(1) E2山陽自動車道の渋滞回避には、E2A中国自動車道もご活用を!~迂回で渋滞回避~

E2山陽自動車道の渋滞回避には、E2A中国自動車道もご活用を!

※( )内の数値は、隣接するJCT間の距離

E2山陽自動車道では、連日多くの渋滞が予測されています(参考資料6(82KB)PDFファイルを開きます )。 出発日時の調整だけではどうしても渋滞が避けられそうにない場合や、お出かけ当日に思わぬ渋滞がE2山陽自動車道で発生したと見聞きした場合は、走行距離は少し長くなるものの、E2A中国自動車道へ迂回する方が早く目的地に着ける場合があります。アイハイウェイ新規ウィンドウを開きます にて、気象や渋滞状況をご確認のうえ、迂回の検討をお願いします。

(2)SAPA駐車場の混雑状況を確認し、空いている休憩施設のご利用を!

『満・混雑』表示の例

山陽道の瀬戸PA~佐波川SA(各施設上下別、計30施設)、中国道(美東SA上下、伊佐PA上下、王司PA下り)の計5施設の合計 35施設の駐車場の混雑情報を、右図看板のように、「 満 」「 混 」にて表示します。

※【表示の目安】

 満 :駐車マスがいっぱいで駐車待ちの車列が発生している状態

 混 :駐車マスを探すのに少し時間がかかる程度に混雑している状態

3.上り坂など速度低下箇所(渋滞発生箇所)における対策とお願い

  • 渋滞の先頭位置付近に、『この先渋滞終了』と『速度回復願います』を表示するLED板を設置し、渋滞の先頭に位置する車に速度の回復を促し、渋滞緩和を図っています。渋滞発生メカニズムは参考資料4.(318KB)PDFファイルを開きます をご参照ください。

上り坂など速度低下箇所(渋滞発生箇所)における対策とお願い

  • 運転される際は以下の3点に注意して、渋滞緩和にご協力をお願いします。

    (1)速度を低下させない!

    上り坂など速度低下を注意喚起している場所では、速度を低下させず一定に保つようご注意ください。

    (2)適度な車間距離を!

    走行中は不必要なブレーキを踏まないようにしながら、速度に合わせた車間距離を確保し、追突事故にご注意ください。

    ※ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)搭載車両を運転される方へ
    ACCは走行車線で使用し、安全な車間距離を保つ設定としてください。
    (ACCとは、車両の前方に搭載されたレーダーが先行車との車間距離を計測し、速度に応じた一定の車間距離を保つシステムです。ACCを上手に活用することで渋滞を緩和できる可能性があります。)

    (3)追越車線に集中しない!

    走行車線が混雑してきた時、比較的速く流れている追越車線に車線変更して車が集中すると、追越車線から渋滞が発生します。また、渋滞中における必要以上の車線変更は、更なる渋滞の悪化を招きます。

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