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ニュースリリース

NEXCO西日本 中国支社管内 年末年始期間における高速道路の渋滞予測

― 下り線は12月29日、上り線は1月3日に渋滞が集中!時間帯や経路を工夫した計画を ―

令和4年11月25日
西日本高速道路株式会社

NEXCO西日本中国支社(広島市安佐南区、支社長:真 伸行)は、年末年始期間〔令和4年12月28日(水曜)~令和5年1月4日(水曜)の8日間〕の中国地方の高速道路における5km以上の交通集中渋滞が予測される箇所や通過所要時間、混雑対策などについてとりまとめました。高速道路をご利用されるお客さまには、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からも、渋滞が多く予測される日や時間帯を前後にずらすなど渋滞を避けたご利用をお願いします。

1.分散利用のお願い

(1)
年末年始期間における中国地方の高速道路では、最大渋滞長5km以上の交通集中渋滞を合計16回予測しております。
  • 下り線(九州方面)は12月29日(木曜)に渋滞回数が多くなると予測しており、年末年始期間中に10km以上の渋滞を2回予測しています。
  • 上り線(大阪方面)は1月3日(火曜)に渋滞回数が多くなると予測しており、年末年始期間中に10km以上の渋滞を3回予測しています。
(2)
広島市周辺から広島空港に向かわれる場合は、渋滞に伴う延着にご注意ください。
  • E2 山陽自動車道・上り線の広島空港までのアクセス区間(広島IC⇒河内IC間)において5km以上の渋滞を2回予測しており、通常時より10分程度所要時間が増加する見込みです。(詳しくは広島市周辺から広島空港へ向かう際のお願いをご参照ください)
  • 過去に、事故渋滞で最大渋滞長20km、通過に2時間かかった事例があります。
(3)
「繁忙期等の渋滞の激化」を避ける為、12月31日(土曜)~1月3日(火曜)は、休日割引が適用されません。
(4)
渋滞予測情報をウェブサイトで、道路交通情報を「 アイハイウェイ アイハイウェイ 新規ウィンドウを開きます 」などで提供しておりますので、高速道路のご利用前にはぜひご活用ください。(詳しくは 参考資料2(267KB) PDFファイルを開きます をご参照ください)

≪中国支社管内の高速道路の日別渋滞予測回数(ピーク時5km以上)≫

渋滞予測回数(下り線)

渋滞予測回数(上り線)

年末年始期間 渋滞予測

(1)令和3年度、令和元年度との曜日配列の比較表

令和3年、令和元年との曜日配列の比較表

(2)令和4年度の渋滞予測と令和元年度の渋滞実績比較(中国支社管内)

  1. 令和4年度(予測):令和4年12月28日(水曜)~令和5年1月4日(水曜) (8日間)
  2. 令和3年度(実績):令和3年12月28日(火曜)~令和4年1月4日(火曜) (8日間)
  3. 令和元年度(実績):令和元年12月28日(土曜)~令和2年1月4日(土曜) (8日間)
渋滞延長 令和4年度予測 令和3年度実績 令和元年度実績
5km以上の渋滞 16回 27回(10回) 27回(11回)
10km以上の渋滞 5回 11回(4回) 12回(4回)
20km以上の渋滞 0回 0回(0回) 3回(1回)

※5km以上の渋滞回数には、10km以上と20km以上の渋滞回数を含む。

※10km以上の渋滞回数には、20km以上の渋滞回数を含む。

※令和元年度・令和3年度実績は、事故渋滞等すべての渋滞の総回数。( )は交通集中渋滞のみ。

(3)中国支社管内の高速道路でピーク時10km 以上の渋滞予測

IC:インターチェンジ、JCT:ジャンクション、TN:トンネル、PA:パーキングエリア

日付
(曜日)
上下線 道路名 方向 渋滞発生予測時刻
(ピーク時刻)
渋滞発生箇所 渋滞区間
末尾側IC⇒先頭側IC
ピーク時
渋滞長
通常時通過時間
渋滞ピーク時通過時間
12月29日 (木曜) 下り線 E2 山陽道 大阪から九州方向 12:00 ~14:00
(13時)
笠井山TN付近
(岡山県岡山市)
山陽IC  ⇒ 岡山IC 10km 約10分
約30分(+20分)
大阪から九州方向 17:00 ~20:00 (18時) 小河原橋付近
(広島市安佐南区)
西条IC  ⇒ 広島東IC 10km 約10分
約30分(+20分)
1月2日 (月曜) 上り線 E2 山陽道 九州から大阪方向 11:00 ~19:00
(13時)
二子TN付近
(岡山県倉敷市)
玉島IC  ⇒ 岡山JCT 10km 約5分
約30分(+25分)
1月3日 (火曜) 上り線 E2 山陽道 九州から大阪方向 12:00 ~19:00
(14時)
二子TN付近
(岡山県倉敷市)
玉島IC  ⇒ 岡山JCT 10km 約5分
約30分(+25分)
14:00~ 18:00
(16時)
篠坂PA付近
(岡山県笠岡市)
福山西IC  ⇒ 笠岡IC 10km 約10分
約30分(+20分)

(4)長距離を走る場合は、複数の渋滞に遭遇することがあります。参考資料1.(425KB) PDFファイルを開きます の検索方法をご参考に、最も渋滞の影響を受けない出発時間のご検討をお願いします。

ETCの休日割引の適用日について

「繁忙期等の渋滞の激化」を避ける為、12月31日(土曜)、1月1日(日曜)、1月2日(月曜)、1月3日(火曜)は、休日割引が適用されません。

詳細な内容は、「ゴールデンウイーク・お盆・年末年始は休日割引が適用されません」をご確認ください。

広島市周辺から広島空港へ向かう際のお願い

広島IC以西から広島空港へ向かう際のお願い

広島市周辺から広島空港に向かう際は、渋滞に伴う延着にご注意ください。

山陽道の広島空港へのアクセス区間(上り 広島IC→河内IC 間)では、年末年始期間に5km 程度の渋滞が2回程度発生すると予測しており、通常よりも所要時間が増加する見込みです(過去に事故渋滞で最大渋滞長20km、通過に最大2時間となった事例もあります)

時間には相当余裕を持った計画をお願いします。

  • アクセス区間での著しい渋滞、または、事故等で通行止めになった場合には、広島空港リムジンバスが運休する恐れもあります。
  • 飛行機への乗り遅れ防止のため、早めの空港移動をおすすめします。
  • また、代替手段(JR山陽線・白市駅→連絡バス利用等)の活用もご検討ください。
  • 今回の年末年始期間では、1月2日(月曜)に5km程度の渋滞が発生すると予測しています(下表参照)。
  • 広島空港リムジンバスの運行状況については、広島空港新規ウィンドウを開きます をご覧ください。

山陽道 上り線 広島IC~河内IC 間 渋滞予測箇所一覧

日付 (曜日) 区間 渋滞先頭 最大渋滞長 渋滞時刻 ピーク時刻 通常時通過時間
渋滞ピーク時通過時間
1月2日
(月曜)
広島東IC ⇒  西条IC 八本松TN付近 5km 10 ~  18時 11時 約5分
約15分(+10分)
広島東IC ⇒ 志和IC 志和TN付近 5km 16 ~  19時 17時 約5分
約15分(+10分)

※上記2つの渋滞は場所・時間等が近接していますのでご注意ください。

2.安全運転のお願い

1.事故に気を付け、安全運転を!

事故に気を付け、安全運転を!
  • 渋滞末尾」や「渋滞中」での「追突事故」が多発しております。
    前方注意」・「車間距離の確保」に努め、安全運転をお願いします。

    ※特に交通混雑期には渋滞にかかわる事故が多く発生する傾向にあります。

  • 後部座席もシートベルト着用」が義務付けられています。
  • こまめな・早めの休憩」を心掛けてください。

(2)積雪・凍結に備えて…

積雪・凍結に備えて…
  • 冬季は、積雪により滑りやすくなっている場合があります。いざという時のために冬タイヤ(スタッドレスタイヤ等)の装着をお願いします。また、大雪の際はチェーンも携行しておくとさらに安心です。
  • チェーン規制区間(E74浜田自動車道 旭IC~大朝IC、E73米子自動車道 江府IC~湯原IC)では、大雪特別警報や大雪に対する緊急発表が行われるような異例の降雪があるときに、チェーン規制を行う可能性があります。その場合は、タイヤチェーンを装着しないと通行できません。
  • 積雪時は、冬タイヤ装着時でも急ハンドル・急加速・急ブレーキは非常に危険です。速度を控えめに、十分な車間距離を取って、安全運転を心がけてください。
  • 路面が濡れているだけに見える場合でも、実際には路面凍結の恐れがあり大変 危険です。橋の上や、日陰を走行する際は特にご注意ください。
  • トンネルの出入口は風が強く、また、トンネルを出ると突然、雪景色になっていることもあるため注意が必要です。
  • 降雪状況によっては通行止になる恐れもありますので、適宜交通情報を確認してください。
  • アイハイウェイ新規ウィンドウを開きます の「雪道情報」(令和4年11月16日~令和5年4月16日にかけて掲載)では雪氷作業情報を確認できるほか、(1)通行止作業情報、(2)道路カメラ映像、(3)主要インターチェンジの天気情報、(4)短期降雪予測等を確認できます。(参考資料2.(318KB)PDFファイルを開きます もご参照ください)

「雪道情報」の提供

3.もし、事故・故障が発生したら…

もし、事故・故障が発生したら
  • 停車後は、ハザードランプを点灯するとともに発炎筒や停止表示板で後続車に、事故車や故障車の存在を知らせてください。
  • 車内に留まったり、道路上を歩き回ったりせずに、速やかにガードレールの外などに出て、進行方向の手前側の安全な場所に避難してください。
  • 110番」または「道路緊急ダイヤル#9910」もしくは「非常電話」にて通報してください。

    ※運転中の携帯電話の使用は禁止されています。

4.交通安全対策プロジェクト『STOP! NAGARA DRIVING PROJECT』

  • STOP! NAGARA DRIVING PROJECT新規ウィンドウを開きます 」(通称「SND プロジェクト」)は、高速道路における新しい交通安全啓発プロジェクトです。わき見をし「ながら」の運転、スマートフォンを操作し「ながら」の運転、運転手の身勝手なあおり運転(イライラし「ながら」運転)など、高速道路での交通事故につながる危険運転を撲滅し、交通事故ゼロを目指すべく、持続的な交通安全啓発活動として実施しています。
  • 通常、高速道路の本線上に人が立っていたり、車両が停まっていたりすることはありませんが、事故や故障等によりこういった事態が発生していることがあります。まさか!の状況にも対応できるよう、常に前方に注意しながら走行いただくとともに、道路情報板等から前方で発生している異常事態の把握にご協力くださいますようお願いいたします。

3.お知らせ

NEXCO 西日本のウェブサイト上に年末年始期間の『渋滞予測ガイド』『渋滞予測カレンダー』を掲載します。

渋滞の発生箇所、時間帯毎の渋滞長、渋滞ピーク時の時刻などが分かりますので、ご旅行日やご旅行時間の計画にお役立てください。

渋滞予測ガイド

渋滞予測ガイド

渋滞予測カレンダー

渋滞予測カレンダー

4.その他のお願い

1.最新道路交通情報ご確認のお願い

  • 交通情報を確認し、臨機応変な対応を!~情報を活用して、渋滞回避~

年末年始期間中は多くの渋滞を予測しておりますが、事故等の交通状況によって渋滞が発生することもあります。最新の交通情報をご確認して出発時間やルート選択をご検討ください。

渋滞予測を考慮した出発時間別所要時間予測はNEXCO西日本・ウェブサイトの「高速料金・ルート検索」を(参考資料1.(425KB) PDFファイルを開きます 参照)、リアルタイム情報はNEXCOグループの「アイハイウェイ新規ウィンドウを開きます 」をご活用ください(参考資料2.(267KB)PDFファイルを開きます 参照)。

2.分散利用のお願い

(1)E2 山陽自動車道の渋滞回避には、E2A 中国自動車道もご活用を!~迂回で渋滞回避~

E2 山陽自動車道の渋滞回避には、E2A 中国自動車道もご活用を!

※( )内の数値は、隣接するJCT間の距離

E2 山陽自動車道では、連日多くの渋滞を予測しております。出発日時の調整だけではどうしても渋滞が避けられそうにない場合や、お出かけ当日に思わぬ渋滞がE2 山陽自動車道で発生したと見聞きした場合は、走行距離は少し長くりますが、E2A 中国自動車道へ迂回する方が早く目的地に着ける場合があります。 アイハイウェイ アイハイウェイ 新規ウィンドウを開きます にて、気象や渋滞状況をご確認のうえ、迂回の検討をお願いします。

(2)河内IC~五日市IC 間の所要時間提供中!経路選択にご活用を!

E2 山陽自動車道 河内IC~五日市IC 間において、ETC2.0等のデータを基にAI を活用した所要時間の算出を行い、IC 入口情報板・本線情報板・所要時間板にて提供しています。

また、山陽自動車道【河内IC~五日市IC】所要時間新規ウィンドウを開きます では現時点の所要時間も確認することもできます。

所要時間のみを表示する所要時間情報板を中国地方の高速道路上に3箇所設置しています。

(1)
山陽自動車道 上り線 五日市IC 手前(河内IC までの所要時間)
(2)
広島自動車道 下り線 広島JCT 手前(河内IC までの所要時間)
(3)
山陽自動車道 下り線 高屋JCT・IC 手前(広島IC までの所要時間)

山陽自動車道【河内IC~五日市IC】所要時間

(3)SA・PA 駐車場の混雑状況を確認し、空いている休憩施設のご利用を!

『満・混雑』表示の例

山陽道の瀬戸PA~佐波川SA(各施設上下別、計30施設)、中国道(美東SA 上下、伊佐PA 上下、王司PA 下りの計5施設)の合計 35施設の駐車場の混雑情報を、右図看板のよう に、「 満 」「 混 」にて表示します。

※【表示の目安】

 満 :駐車マスがいっぱいで駐車待ちの車列が発生している状態

 混 :駐車マスを探すのに少し時間がかかる程度に混雑している状態

3.上り坂など速度低下箇所(渋滞発生箇所)における対策とお願い

  • 渋滞の先頭位置付近に、『この先渋滞終了』と『速度回復願います』を表示するLED板を設置し、渋滞の先頭に位置する車に速度の回復を促し、渋滞緩和を図っています。渋滞発生メカニズムは参考資料4.(318KB)PDFファイルを開きます をご参照ください。

上り坂など速度低下箇所(渋滞発生箇所)における対策とお願い

  • 運転される際は以下の3点に注意して、渋滞緩和にご協力をお願いします。

    (1)速度を低下させない!

    上り坂など速度低下を注意喚起している場所では、速度を低下させず一定に保つようご注意ください。

    (2)適度な車間距離を!

    走行中は不必要なブレーキを踏まないようにしながら、速度に合わせた車間距離を確保し、追突事故にご注意ください。

    ※ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)搭載車両を運転される方へ
    ACCは走行車線で使用し、安全な車間距離を保つ設定としてください。
    (ACCとは、車両の前方に搭載されたレーダーが先行車との車間距離を計測し、速度に応じた一定の車間距離を保つシステムです。ACCを上手に活用することで渋滞を緩和できる可能性があります。)

    (3)追越車線に集中しない!

    走行車線が混雑してきた時、比較的速く流れている追越車線に車線変更して車が集中すると、追越車線から渋滞が発生します。また、渋滞中における必要以上の車線変更は、更なる渋滞の悪化を招きます。

参考資料

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