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ニュースリリース

冬の高速道路の安全・安心の確保に向けて
― 冬用装備の早めの準備をお願いします ―

平成29年11月29日
西日本高速道路株式会社

NEXCO西日本(大阪市北区、代表取締役社長:石塚 由成)は、冬季の高速道路の安全・安心を確保するため、今シーズンも雪氷対策作業を行います。11月16日の中国支社をはじめとして、西日本管内の各支社で雪氷対策体制を構築しており、降雪時など路面凍結の恐れがある場合には、凍結防止剤散布作業や除雪作業などを行い、高速道路の安全で円滑な交通確保に向けて取り組んでいます。

お客さまには、冬用タイヤの装着やタイヤチェーン携行の冬用装備を早めにしていただき、雪道での安全運転を心がけていただきますようお願いします。

今冬における主な取り組み

(1)冬の高速道路の安全・安心を確保するための広報活動の強化

比較的温暖な西日本エリアにおいても、例年降雪があります。そこで本格的な冬が到来する前に冬用タイヤの装着やタイヤチェーンの携行をお願いする広報活動を強化します。また、本格的なシーズンが始まった際には冬の高速道路の安全走行の啓発についても強化します。

冬用装備事前準備の啓発イメージ

冬用装備事前準備の啓発イメージ

冬の高速道路安全走行の啓発イメージ

冬の高速道路安全走行の啓発イメージ

大雪情報が発表された際には事前広報を実施、ウェブサイト等に通行止め予測区間を掲載して注意を促し、最新の交通情報へと案内します。

ウェブサイトによる事前広報イメージ(緊急事象)

ウェブサイトによる事前広報イメージ(緊急事象)

(2)冬用タイヤ装着指導時のお客さまの待ち時間の短縮と安全性の向上

冬用タイヤ装着指導は、対象区間手前のインターチェンジ等において冬用タイヤ装着の有無を確認しています。このタイヤチェックは通行される全ての車両に対して目視により実施しており、通勤時間帯等の交通集中時には渋滞が発生するなど課題がありました。これまでは、一度冬用タイヤの装着を確認させていただいたお客さまに冬用タイヤ装着確認証をお配りし、2回目以降のタイヤチェック時に確認証を提示していただくことによりタイヤチェック作業時の待ち時間短縮を図る取り組みを実施しております。

今年度は更なる待ち時間短縮などを目的に西日本管内の5箇所で「冬用タイヤ自動判別システム」を試行導入します。これにより、人によるチェックのため一旦停止して確認していた作業が機械による自動判別に変わり一旦停止が不要になることで、タイヤチェックにかかる待ち時間が最大80%削減※が期待できます。

平成28年度 舞鶴若狭自動車道 西紀SAでの実績(最大渋滞長約2.5km発生)から同じ距離を一旦停止することなく30km/hで通過するのに要する時間から算出(状況により削減時間は異なります。)

また、滞留車両による渋滞が緩和されることにより追突事故防止など安全性の向上が期待されます。

冬用タイヤ自動判別システム

凍結防止剤散布作業(湿塩散布車)

装着確認証イメージ

装着確認証イメージ

除雪車による除雪作業

※確認証のデザインは毎年変更しております。

※装着確認証の配布区間は 参考(504KB)PDFファイルを開きます参照

お客さまへのお願い

雪道走行時のお願い

<高速道路に乗る前に>

  • お出かけ前にはアイハイウェイで最新の交通情報を確認してください。

    アイハイウェイ新規ウィンドウを開きます では冬の高速道路を安全に走行して頂けるよう、雪道の交通情報や現在の天気・路面状況、降雪予測等の情報を提供しています。

  • 冬の高速道路は、冬用タイヤで走りましょう。

    冬の高速道路では頻繁に気象が変化します。必ず、冬用タイヤを装着しましょう。併せて溝の減り具合など、タイヤのコンディションもしっかり確認してください。

  • タイヤチェーンは常に用意しましょう。

    冬の高速道路では突然の大雪になることがあります。いざという時のために、チェーンを携行してください。また、チェーンの付け方も事前に確認してください。

<高速道路走行中は>

  • 雪道の走行では、『急ハンドル』、『急加速』、『急ブレーキ』は厳禁です。
  • 速度は控えめに、車間距離は通常時より多めにとりましょう。
  • インターチェンジ入口や本線等に設置された情報板及びハイウェイラジオにより気象状況等をお知らせしております。目的地までの情報に注意して走行してください。
  • お客さまの安全走行を確保するために凍結防止剤散布作業や除雪作業を行っていますので、雪氷対策作業車との車間距離を十分にとり、後ろをゆっくりと走行してください。

冬の高速道路では雪氷対策作業や冬用タイヤ装着指導など、ご迷惑をお掛けしますがご協力いただきますよう宜しくお願いします。今後も各種取り組みを進め、冬期の高速道路の安全・安心の確保に努めてまいります。

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