令和2年7月29日
西日本高速道路株式会社
NEXCO西日本(大阪市北区 代表取締役社長:前川 秀和)は、管内における2020年上半期(1~6月)の交通死亡事故発生状況をとりまとめましたので、安全運転のお願いとあわせてお知らせします。
交通事故の発生状況※ NEXCO西日本まとめ
⇒死亡事故発生件数、死亡者数ともに、昨年と比較して概ね半減。死亡事故発生件数について、道路公団民営化(平成17年10月)以降過去最少となった2018年を下回り過去最少。
⇒昨年と比較して変動は少ないものの、依然として高速道路上で「停止車両」や「人」へ衝突する“まさか!の事故”が後を絶ちません。
⇒万が一事故・故障に遭われた場合は、まず「後続車に合図」のうえ、速やかに「安全な場所へ避難」していただき、110番または非常電話、道路緊急ダイヤル(#9910)などで「通報」をお願いします。
⇒道路情報板で事故、故障等の情報が広報されている場合は、特に注意して運転をお願いします。
《“まさか!の事故”とは》
通常、高速道路の本線上に人が立っていたり、車両が止まっていたりすることはありませんが、事故や故障等によりこういった事態が発生していることがあります。まさか!の状況にも対応できるよう、常に前方に注意しながらご走行くださいますようお願いいたします。
高速道路での事故や故障等で車を止めたところに後続車が衝突する事故や、車外に出ていた運転手や同乗者が後続車にはねられる事故が後を絶ちません。万が一事故・故障に遭われた際は、まず「後続車に合図」のうえ、速やかに「安全な場所へ避難」していただき、110番・非常電話・道路緊急ダイヤル(#9910)などで「通報」をお願いします。
高速道路は、時速100km近い車が行き交っている空間です。事故・故障などの緊急事態が発生した場合の避難等措置の適否が生死を分けることもあります。
事故や故障等でやむを得ず高速道路上で止まった場合
ハザードランプ・発炎筒・停止表示器材等で後続車に対する注意喚起を行ってください。設置する際はガードレールの外側や中央分離帯に沿って後方へ移動をお願いします。移動の際は足元にも十分注意してください。
事故・故障車付近の本線車道や路側帯を歩き回ると大変危険です。
高速道路は一般道とは違います!同じ感覚での行動は絶対におやめください。
車内や車の前後での待機は大変危険です。運転手も同乗者も全員、自車より後方のガードレールの外側など安全な場所へすみやかに避難してください。
110番または非常電話、道路緊急ダイヤル(#9910)により、事故や故障の状況を通報してください。
高速道路走行中に停止車両を発見した場合
高速道路上に停まっている車の付近を通過する際には、人が路上にいる可能性や止まっている車両の陰から人が飛び出して来る可能性があります。必ず、速度を落として注意して走行してください。また通過時に危険を感じた場合は、最寄りの休憩施設等から110番・非常電話・道路緊急ダイヤル(#9910)などで通報のご協力をお願いします。
NEXCO西日本では、阪神高速道路株式会社、本州四国連絡高速道路株式会社及び在阪のラジオ放送事業者である株式会社エフエム大阪と4社共同で、高速道路における交通事故をゼロにするための危険運転撲滅プロジェクト「STOP! NAGARA DRIVING PROJECT」(通称「SNDプロジェクト」を令和2年4月から始動しました。
わき見をし「ながら」の運転、スマートフォンを操作し「ながら」の運転、運転手の身勝手なあおり運転(イライラし「ながら」の運転)など、高速道路での交通事故につながる危険運転を撲滅し、交通事故ゼロを目指すべく、4社で手を取り合って、持続的な交通安全啓発活動を行います。
SNDプロジェクトの活動にあたり、株式会社エフエム大阪の主催する飲酒運転撲滅プロジェクト「STOP! DRUNK DRIVING PROJECT」(通称「SDDプロジェクト」)と連携するとともに、ラジオ放送も活用しながら情報発信に取り組んでまいります。
ラジオ番組の概要
現在、新型コロナウイルス感染症によりイベント開催を自粛しておりますが、今後の活動予定につきましては、STOP NAGARA DRIVING PROJECT ながら運転防止プロジェクト SND PROJECT にて随時お知らせいたします。
SNDプロジェクトロゴ
SDD×SNDコラボレーションロゴ
2024年11月25日