平成31年1月11日
西日本高速道路株式会社
NEXCO西日本九州支社(福岡市博多区、支社長:廣畑 浩司)は、高速道路リニューアルプロジェクト(※)の一環として、E2A関門自動車道 門司港インターチェンジ(IC)~門司IC間にある2カ所の橋梁で、コンクリート床版取替工事のための終日対面通行規制を実施します。
なお、終日対面通行規制に伴い、E2A関門自動車道の門司港IC~門司IC間の上り線では平日の夕方から夜にかけて最大4km、日曜日・祝日の夕方から夜にかけて最大5km、下り線では土曜日・日曜日・祝日の昼前で最大1kmの渋滞が発生すると予想しています。
高速道路をご利用のお客さまおよび沿道にお住まいの皆さまにはご不便、ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。
路線 | 区間 | 期間 | 規制延長 |
---|---|---|---|
E2A 関門自動車道 | 門司港(もじこう)IC ~門司(もじ)IC (山中(やまなか)高架橋・広丸(ひろまる)高架橋) |
平成31年2月12日(火曜)~平成31年3月31日(日曜) ※工事の進捗状況により早期に規制が終了する場合があります。 ※上記期間には、対面通行規制準備と復旧のための昼夜連続車線規制を含みます。 |
【対面通行区間】 約1.1km 【交通規制区間】 約8.3km |
(※)高速道路リニューアルプロジェクト
NEXCO西日本九州支社が管理する福岡県域の高速道路は、開通後約40年が経過した延長が約5割を占めるなど、老朽化が進展しています。
さらに、厳しい使用環境にさらされていることにより、高速道路本体の変状が顕在化しているため早期に大規模更新・大規模修繕に取り組んでいく必要があります。
本工事を行うことで、橋梁の耐久性向上を図り、高速道路ネットワーク機能を長期にわたって健全に保つことができます。
橋梁のコンクリート床版を取り替えるため、終日対面通行規制を実施します。
なお、今回の交通規制区間長は対面通行区間に対して長くなっています。これは上り線においては門司ICから門司港ICへ約1.3kmに渡り、事故多発箇所があること、および渋滞発生時に渋滞後尾がトンネル内に入る可能性があること、また下り線においては門司港ICからトンネル連続区間となっていることから、車線減少に伴う合流が安全に行われる交通安全上好ましい見通しの良い箇所を規制開始位置としたためです。
【参考】対面通行規制断面図
終日対面通行規制に伴う渋滞を下表のとおり予測しています。高速道路のご利用前に道路交通情報をご確認のうえ、時間にゆとりをもって十分注意してご利用いただきますようお願いします。
区間 | 平日・休日 | 上下線 | 渋滞時間帯 | 渋滞長 | 規制IC間の通過所要時間 | |
---|---|---|---|---|---|---|
通常時 | 最大渋滞時 | |||||
門司港IC~門司IC (山中高架橋・広丸高架橋) |
平日 | 上り線 | 16時~19時 | ~4km | 5分程度 | 25分程度 |
下り線 | 渋滞予測なし | |||||
土曜日 | 上り線 | 渋滞予測なし | ||||
下り線 | 9時~12時 | ~1km | 5分程度 | 10分程度 | ||
日曜日・祝日 | 上り線 | 15時~20時 | ~5km | 30分程度 | ||
下り線 | 9時~12時 | ~1km | 10分程度 |
終日対面通行規制期間中は、国道3号および門司地区周辺の一般道で交通混雑が予想されますので、県道25号などのご利用をご検討ください。
終日対面通行規制期間中には、高速道路を走行されるお客さまへ、仮設情報板などを設置し、通過所要時間をお知らせします。
また、工事情報に関するWEBサイト(特設サイト)内においても通過所要時間などをお知らせします。
(通過所要時間の提供状況イメージ)
老朽化した橋梁の鉄筋コンクリート床版を撤去し、より耐久性の高いプレストレストコンクリート床版へ取り替えます。
なお、工事期間の短縮のため、工場で事前に製作したプレキャスト床版を使用します。
また、新しく取り替えたコンクリート床版の耐久性を高めるため、床版防水工事を施工します。その後、アスファルト舗装などを施工し、終日対面通行規制による床版取替工事が完了します。
(床版下面の損傷状況)
(橋桁の損傷状況)
(終日対面通行規制状況)
(新しいコンクリート床版の設置状況)
(床版防水工事)
(舗装工事)
今回のコンクリート床版取替工事の終日対面通行規制を利用し、門司ICから門司港IC間の事故多発箇所の交通安全対策のため中央分離帯防護柵をコンクリート製防護柵に取り替える工事を行います。
(プレキャストコンクリート防護柵設置状況)
NEXCO西日本 お客さまセンター をご覧ください。