― デジタル音声×イラストデジタルマップによる、九州エリアの魅力の新たな発信 ―
令和6年9月5日
西日本高速道路株式会社
株式会社Stroly
NEXCO西日本九州支社(福岡市博多区、支社長:加治英希)と株式会社Stroly(京都市下京区、代表取締役社長:高橋真知、以下「Stroly」)は、「地域創生等のプロジェクト連携に関する協定」を締結し、デジタル音声とイラストデジタルマップを活かした「デジタルツーリズムマップ」による地域創生プロジェクトを開始します。
本プロジェクトは九州エリアにおいて、地域住民の声で地域情報を発信しアーカイブ化できるデジタル音声と、イラストマップに正確な位置情報を付与できるロケーション技術を活用し、周遊観光を促すとともに、九州エリアにおける観光振興と文化・歴史の伝承等を目指してまいります。
第一弾として、NEXCO西日本が企画運営するデジタル音声メディア「関門ONAIR」の音声データを、Strolyによるイラストデジタルマップ化することで、関門エリアでしか得られない体験価値を提供してまいります。
<デジタルツーリズムマップのイメージ> ※画像はイメージです。
(1)目的
現在、九州各地域において、紙のイラストマップを用いて観光情報発信に取り組まれていますが、地域にある観光資源・伝統・文化、住民の活躍などを旅行者はもとより住民にも伝えきれていません。情報を入手する手段、旅のスタイルも多様化する中で、デジタル技術を活用した地域情報発信が求められています。本連携は、デジタルツーリズムマップを通して、効率的かつ効果的に地域の魅力を伝え、新しい体験、移動を創造することで地域創生に貢献することを目指します。
(2)連携項目
(3)今後の予定
第一弾として、NEXCO西日本が企画運営するデジタル音声メディア「関門ONAIR」の音声データを、Strolyによるイラストマップとロケーション技術の組み合わせによって、関門エリアからイラストデジタルマップ化(※1)を行います。
(※1)令和6年9月5日(木曜)14時~、『サイクリングde日本遺産 関門“ノスタルジック”海峡マップ』を公開
今後の取り組みとしては、九州各地域で、デジタル音声による地域情報のアーカイブ化や九州各地にある魅力的なマップのイラストデジタルマップ化を展開することで、デジタルツーリズムマップによる周遊観光の促進を目指します。
<イラストデジタルマップ遷移イメージ>
(1)株式会社Stroly
(2)イラストデジタルマップとは
スマートフォンとPCで使用できるデータ化されたイラストマップを指します。Strolyが運営しているイラストデジタルマップでは、イラストマップに正確な位置情報を付与できるほか、マップ利用者の閲覧情報をもとに、人流データや利用情報を可視化でき、インバウンド対策としての多言語化にも対応しています。
<イラストデジタルマップのイメージ>
国内外で利用されており、GPSと連動したユニークなイラストマップであらゆる機能も搭載可能です
(1)関門ONAIRとは
壇之浦パーキングエリア(山口県下関市)とめかりパーキングエリア(福岡県北九州市)のリニューアルオープンに合わせて、NEXCO西日本が山口県下関市、福岡県北九州および株式会社Voicyとの連携により、令和3年6月からスタートしたデジタル音声メディアです。番組MCには下関市在住の農家ダンサーをお迎えし、まちの中に潜むディープな魅力を発掘するローカルオブローカルなメディアとして、これまでに160名以上の市民の方々にご出演いただいております。
(2)日本遺産「関門“ノスタルジック”海峡」とは
日本遺産は地域の歴史的な出来事や伝承、風習などを1つのストーリーとしてまとめ、文化庁が認定したものです。関門海峡には、外国船がもたらした舶来文化が根付き、レトロな建造物群が現在も大切に残されています。
2024年10月11日