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ニュースリリース

日本発祥の地から未来の道へ。メタハイウェイプロジェクト第一弾始動

― 地域の想いを「戦略」と「実行」に変える新たな挑戦(宮崎県高原町) ―

宮崎県高原町、NEXCO西日本九州支社、MFAS株式会社

令和7年8月28日
高原町
西日本高速道路株式会社
MFAS株式会社

宮崎県高原町(町長:高妻 経信)、NEXCO西日本九州支社(福岡市博多区、支社長:加治英希)と、MFAS株式会社(長崎市馬町、代表取締役:永田吉朗)は、「メタハイウェイプロジェクト」の第一弾として、地域資源を住民主体で発信し、戦略から実行までをつなぐ“地域経営プラットフォーム”による新たな地域活性化施策を開始します。

高原町は、天孫降臨の地・初代神武天皇ご生誕の地とされ「日本発祥の地」としてPR強化を図っています。そのような中、高速道路のインターチェンジを有する高原町では、NEXCO西日本との共創活動により関係人口や交流人口の誘客も進めており、今回は、デジタル空間に開設した「高原サービスエリア(以下、「高原SA」)」から新たな挑戦をはじめます。「高千穂峰(たかちほのみね)」、「奥霧島温泉郷」、「御池(みいけ)」、「皇子原公園(おうじばるこうえん)」、「地元薬草店(町木のタチバナを活用したお茶の開発)」といった地域資源を住民主体で発信できる仕組みを構築することで、地域に存する人、情報や資源等をつなぎなおし、“新たな道(メタハイウェイ)”創り(地域経営プラットフォーム)を開始するものです。また、高原町の歴史や文化だけでなく、多くの方々に伝え残すために生まれた「日本発祥地まつり」も、実行委員を担っている地元の中学生とも連携し、「高原SA」を通じて多言語化することで、地域の魅力を直接世界に向けて届けていきます。

さらに施策は、単なる地域情報発信にとどまりません。例えば、地域課題を抽出し、戦略を描き、目標を設定して可視化する一連の仕組みを実装し、住民、事業者、行政が同じプラットフォームで地域活動を共有化できるようにします。さらに、セミナー配信、アンケート生成やサイト分析といったシステムも組み込み、従来は断片的だった情報や活動を、計画と実行へと活性化することを目指します。併せて、情報発信のフロントページには「緊急モード」を搭載します。平時は観光や文化情報を発信し、有事には防災ページに切り替わり、緊急情報や避難ルートに関する参考情報を表示するなど、一つのページで平時と有事をシームレスに切り替えるプラットフォームとして実装します。

  • メタハイウェイプロジェクトとは:
    高速道路は、単なる交通網でなく、地域間の距離感を縮め、人が動き、経済が動き、関係が生まれる「つながりの基盤」そのものです。この重要な社会基盤である高速道路の持つポテンシャルを最大限に発揮し、これまで以上に地域に役立てていただくために、NEXCO西日本がこれまで培ってきた地域共創活動のノウハウにMFAS社の持つ経営支援ノウハウと地域ネットワークを加え、デジタル基盤(共通フォーム)を構築。
    この基盤を活用し、地域住民・行政・事業者・金融機関等の多種多様なプレイヤーが活動を展開することで、これまでの地域・人・情報・資源等をつなぎなおし“新たな道(メタハイウェイ)”を創ることを目指すものです。

1.実施概要

名称:
メタハイウェイ・高原SA
主な機能:
観光・文化・地域資源の住民主体発信
日本発祥地まつりの多言語発信
平時から緊急モード切替による防災関連対応
公開日:
令和7年8月28日(木曜) 14時00分~
アクセス:
https://meta-highway.jp/meta-takaharu新規ウィンドウを開きます
※スマートフォン推奨
QRコード

2.機能イメージ

(1)
情報発信側(フロントページ)
スマホ

平時の情報発信フロントページ

スマホ

緊急モード時の切替ページ

スマホ

地元学生による取材・多言語化
(学生視点での画像選択とコメント記入)

画像イメージ

英語によるストーリー生成の例
(多言語化されたストーリーを外部発信)

(画像はイメージです)

(2)
管理画面側(コントロールセンターの例)
管理画面側

地域資源を住民主体で発信し、戦略から実行までをつなぐことが可能な地域経営プラットフォーム機能の一例