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ニュースリリース

E32高知自動車道の一部区間において冬用タイヤ規制(チェーン装着車除く)を試行実施
― 通行止めの不便緩和へ ―

平成30年11月22日
西日本高速道路株式会社

NEXCO西日本四国支社(高松市朝日町、支社長:後藤 貞洋)は、冬季の高速道路の通行止め時間を減らすための取組みとして、今冬季もE32高知自動車道(高知県、愛媛県)の一部区間において、冬用タイヤ規制(チェーン装着車除く)を試行的に実施いたします。

NEXCO西日本は、積雪や路面凍結のおそれがある場合には、凍結防止剤散布作業や除雪作業などを行い、高速道路の安全で円滑な交通確保に向けて取り組んでいます。お客さまには、冬用タイヤの装着を早めにしていただき、雪道での安全運転に心がけていただきますようお願いします。

1.試行実施目的

E32高知自動車道は、四国山地を縦断し、瀬戸内海側・太平洋側を結ぶ交通・物流等の重要な役割を担っている路線であり、雪による通行止め時には、お客さまに多大なご迷惑をおかけしております。通行止め時間を減らす取組みとして、今冬季も降雪状況や交通状況により冬用タイヤ規制(チェーン装着車除く)を試行的に実施いたします。

2.試行実施区間

E32高知自動車道 川之江東ジャンクション(JCT)~大豊インターチェンジ(IC)間 (区間限定)

3.試行実施期間

2018年(平成30年)12月1日(土曜)から2019年(平成31年)3月31日(日曜)まで
(冬用タイヤ規制の実施時には、道路情報板に「川之江東JCT-大豊 冬用タイヤ規制」と表示してお知らせします。)

※冬用タイヤ規制は、降雪による路面状況により実施するものであり、期間中常時実施するものではありません。

4.冬用タイヤ規制(チェーン装着車除く)の内容

1)タイヤの種別と冬用タイヤ規制(チェーン装着車除く)時の通行条件
タイヤ種別 通行の可否 条件
スタッドレスタイヤ、スノータイヤ、スノーフレークマーク( 別添(2,256KB) PDFファイルを開きます 参照)付のオールシーズンタイヤ ○ 通行可 全車輪装着
ノーマルタイヤ、タイヤチェーン(樹脂製を含む)装着、オールシーズンタイヤ(スノーフレークマークなし) × 通行不可

※急峻な地形を通過する当該路線は、トンネル区間が非常に多く、雪のないトンネル内をチェーン装着車が走行することは、(1)チェーン切れによる後続車への危険、(2)舗装路面の損傷、(3)チェーン着脱による交通への危険等が想定されるため、当該区間で冬用タイヤ規制を行う場合は、チェーン装着車も通行できません。
通行可能なタイヤ種別についての問い合わせは、NEXCO西日本お客さまセンターまでお願いします。

2)冬用タイヤ規制実施手順

降雪 → 除雪作業 → 通行止め → 冬用タイヤ規制による通行止め解除

3)冬用タイヤチェック箇所

E32高知道 法皇トンネル北坑口、大豊IC及び新宮ICにて冬用タイヤ装着チェックを実施します。

実施箇所位置図

4)その他

今回の冬用タイヤ規制は試行実施のため、以下の全ての条件を満たす場合に実施します。

  • 通行車両がタイヤチェック場所まで(上り線:大豊ICまで 下り線:法皇トンネル北坑口まで)ノーマルタイヤで安全な走行が可能なこと
  • 冬用タイヤ規制区間と隣接する区間等において、通行止めや通行に支障となる事象(松山道・高松道まで渋滞後尾が達する場合等)が発生していないこと

5.お客さまへのお願い

雪道走行時のお願い

<高速道路に乗る前に>

  • 冬の高速道路は、冬用タイヤで走りましょう。
    • 冬の高速道路では頻繁に気象が変化します。必ず、冬用タイヤを装着しましょう。併せて溝の減り具合など、タイヤのコンディションもしっかり確認してください。

<高速道路走行中は>

  • 雪道の走行では、『急ハンドル』、『急加速』、『急ブレーキ』は厳禁です。
  • 速度は控えめに、車間距離は通常時の2~3倍をとりましょう。
  • インターチェンジ入口や本線等に設置された情報板及びハイウェイラジオにより気象状況等をお知らせしております。目的地までの情報に注意して走行してください。
  • お客さまの安全走行を確保するために凍結防止剤散布作業や除雪作業を行っていますので、雪氷対策作業車との車間距離を十分にとり、後ろをゆっくりと走行してください。

冬の高速道路では雪氷対策作業や冬用タイヤ装着指導など、ご迷惑をお掛けしますがご協力いただきますよう宜しくお願いします。今後も各種取り組みを進め、冬期の高速道路の安全・安心の確保に努めてまいります。

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