平成28年4月8日
西日本高速道路株式会社
NEXCO西日本関西支社(大阪府茨木市、支社長:村尾光弘)は、京都府警察が道路整備特別措置法違反の容疑(弊社が定めた通行方法に従わず、本来支払うべき通行料金を免れる不正通行を行った。)で、平成28年4月7日に容疑者を逮捕したことを受け、以下のとおりコメントを発表いたします。
4月7日京都府警察は、自動二輪が通行料金を支払うことなくETCレーンでの突破を繰り返すことにより、本来支払うべき通行料金の支払を不正に免れていた者を、道路整備特別措置法違反の容疑で逮捕したと発表しました。
弊社では、継続的な情報収集を行っており、今般の被疑者について疑義が発見されたことから、調査を行った結果、不正通行が確認され、京都府警察へ通報し逮捕に至ったものです。
弊社では、これまでも有料道路事業に対するお客様の信頼を損ねることのないよう『不正通行は許さない』という強い姿勢で取り組んでまいりました。今般、悪質な不正通行を行った者が逮捕されたことは、通行料金負担の公平性確保や不正通行の抑止につながるものと考えています。
弊社では、今後も不正通行に対し毅然とした態度で臨むとともに、警察の捜査に積極的に協力し、不正通行対策に取り組んでまいります。
なお、本件被疑者に対しては、不法に免れた通行料金に加え、割増金(不正に免れた通行料金の2倍)を請求します。
平成28年4月8日
西日本高速道路株式会社
関西支社長 村尾 光弘
道路関係公団の民営化に合わせ、道路整備特別措置法が改正され弊社が定めた通行方法に反する不正通行に刑事罰(30万円以下の罰金)が科されることとされたことから、弊社ではウェブサイトやポスター等で不正通行を抑止するための啓発活動も行っています。
また、弊社では不正通行を発見した場合に、警察への通報・捜査への協力を積極的に行うなど不正通行は許さないという姿勢で毅然と対応しています。これまでの警察の不正通行逮捕事例及び弊社の不正通行認定事例や不正通行に対する取り組みは「NEXCO西日本の事業エリアにおける不正通行の事例」に掲載しておりますのでご覧ください。