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お知らせ

平成28年熊本地震による高速道路の被災箇所と復旧状況

平成28年4月27日
西日本高速道路株式会社

NEXCO西日本(大阪市 社長:石塚由成)は、平成28年熊本地震による高速道路の被災箇所と復旧状況等についてとりまとめました。

これまで被災箇所の早期復旧に向けて24時間体制で作業を行い、467kmの通行止め区間を解除しました。残る九州自動車道 植木~嘉島ジャンクション(JCT)及び大分自動車道 湯布院~日出JCTの40kmの区間につきましても、一日も早い開放に向け全力で取り組んでまいります。

本復旧までの間、ご利用の皆さまにはご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

九州自動車道 益城熊本空港IC~嘉島JCT 益城BS付近 被災時と復旧状況

九州自動車道 益城熊本空港IC~嘉島JCT 益城BS付近 被災時と復旧状況

九州自動車道 益城熊本空港インターチェンジ(IC)~嘉島JCT 益城バスストップ(BS)付近 被災時と復旧状況

大分自動車道 湯布院IC~日出JCT 被災時と復旧状況

大分自動車道 湯布院IC~日出JCT 被災時と復旧状況

大分自動車道 湯布院IC~日出JCT 被災時と復旧状況

1.地震による交通状況

  • 4月14日21時26分に発生した震度7の前震や、その約2時間30分後の4月15日0時3分に発生した震度6強の地震により、3路線152km(九州自動車道 南関IC~えびのIC、南九州自動車道 八代JCT~日奈久IC、九州中央自動車道 嘉島JCT~益城本線料金所(TB))が通行止めとなりました。
  • その後、点検及び損傷状況を確認して、順次交通開放することで4月15日22時30分時点では2路線20kmまで通行止め区間を縮小することができました。
  • 前震から約28時間後に発生した4月16日1時25分には、再び震度7の本震の発生により、九州自動車道をはじめとした9路線、延長507kmで通行止めを余儀なくされました。
  • その後、被災箇所の早期復旧に向け、NEXCO西日本グループの総力を結集するとともに、関係機関、建設業界等からの協力のもと、余震が続く状況の中、24時間体制で復旧作業を展開してきました。
  • 現在、応急復旧を終えて467kmの通行止め解除を行っていますが、大きな被害を受けた九州自動車道 植木IC~嘉島JCT間及び大分自動車道 湯布院~日出JCT間の40km間で今なお通行止めが続いております。

2.被害と復旧状況等

短期間に震度7クラスが2回も記録される類を見ない地震により、当社の管理する高速道路も大きな損傷を負いました。

  被害と復旧状況等 備考
高速道路 九州自動車道 植木IC~松橋IC間及び大分自動車道 玖珠IC~別府IC間の広い範囲にわたり、路面の段差や土砂崩落、橋梁の損傷等が発生しました。応急復旧作業を鋭意実施し、順次通行止めを解除しております。 別紙2(772KB)PDFファイルを開きます 参照
休憩施設 通行止め区間及び建物損傷等により、一部のサービスエリア・パーキングエリアで営業を休止しております。 別紙3(88KB)PDFファイルを開きます 参照
第三者被害 高速道路をご利用中のお客さまの人的被害は確認されておりません。  
車両被害が3件確認されています。

別紙6.九州自動車道 木山川橋における載荷試験の実施について(467KB)PDFファイルを開きます 参照

(今回の地震の概要は、 別紙4(252KB)PDFファイルを開きます 参照)

3.NEXCO西日本の活動状況

  • 地震発生直後から、災害対策本部を立ち上げ
  • 通行止め解除に向けて、24時間体制で点検、応急復旧作業を実施
  • 被災箇所の通行止め解除は、地域の被災者支援のための緊急輸送路の要請、及び高速道路の被災状況等を勘案して、各路線または区間ごとに、順次前倒しして交通開放を進めてまいりました。
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