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お知らせ

E2A中国自動車道(吹田JCT~中国池田IC)の終日通行止めは6月25日(土曜)午前5時に終了いたしました

― リニューアル工事へのご理解とご協力をいただき誠にありがとうございました ―

令和4年6月25日
西日本高速道路株式会社

NEXCO西日本関西支社が5月17日(火曜)から実施しておりましたE2A中国自動車道 吹田ジャンクション(JCT)~中国池田インターチェンジ(IC)の終日通行止めは6月25日(土曜)午前5時をもちまして終了いたしました。

終日通行止め期間中、お客さまへ大変ご不便やご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。また、工事へのご理解並びにう回路のご利用など交通影響の軽減にご協力をいただき誠にありがとうございました。

なお、中国池田IC~宝塚IC間の終日車線規制(4車線運用)は8月中旬まで継続します。速度や車間距離に注意して安全な走行をお願いします。

次回の吹田JCT~中国池田ICの終日通行止めは令和4年10月4日(火曜)午前1時から予定しております。 以下、リニューアル工事で実施した工事の概要をご報告させていただきます。

1.終日通行止めの概要

(1)交通規制の期間:

令和4年5月17日(火曜)午前1時 ~ 6月25日(土曜)午前5時

交通規制の期間

中国池田IC~宝塚IC間は車線幅が縮小され最高速度が50km/hとなっていますので、速度や車間距離に注意して安全な走行をお願いします。なお、お盆の交通混雑期は一時的に6車線運用に戻りますが、車線幅の縮小並びに速度規制(最高速度50km/h)は継続します。
中国池田IC~宝塚ICの一部では、夜間の時間帯において、車線運用を変更する場合があります。通行帯が1車線になる箇所がありますので注意してご通行ください。

2.吹田JCT~中国池田IC間のリニューアル工事の状況

(1)
工事箇所位置図

工事箇所位置図

(2)
老朽化した鋼桁およびコンクリート床版の取り替え【大規模更新】

橋梁部で老朽化した鋼桁やコンクリート床版を、耐久性に優れた部材に取り替えました。(4橋8箇所で約7,600m2

吹田JCT~中国池田ICの橋梁更新計画のうち、約65%の工事が完了しました。

【橋梁更新工事の進捗状況:令和4年6月時点】

橋梁更新工事の進捗状況:令和4年6月時点

<完了状況>
  工事前 工事完了
豊中高架橋 工事前 工事完了
蛍ヶ池高架橋 工事前 工事完了
宮の前高架橋 工事前 工事完了
神田高架橋 工事前 工事完了
<施工状況:クレーンベント工法・ジャッキアップ工法>
(1)
老朽化した床版および鋼桁の撤去

既設コンクリート床版および鋼桁をカッター等で切断し、大型クレーンで吊り上げて撤去を行いました。

床版撤去

床版撤去

桁撤去

桁撤去

(2)
-1 新しい橋梁の架設(クレーン架設)

工場で製作した床版と鋼桁の部材を、大型クレーンで架設しました。

鋼桁・床版架設

鋼桁・床版架設

一括架設(宮の前高架橋)

一括架設(宮の前高架橋)

(2)
-2 新しい橋梁の架設(ジャッキアップ架設)

あらかじめ橋の下で床版・鋼桁を組立て、既設の橋を撤去後、大型ジャッキで橋を持ち上げて架設を行いました。

ジャッキアップ前

ジャッキアップ前

ジャッキアップ後

ジャッキアップ後

(3)
老朽化した橋梁の補修・補強【大規模修繕】

コンクリート床版の劣化を抑制するために、劣化の原因となる水が床版内にしみ込まないよう高性能な床版防水工を行いました。(3橋3箇所で約3,600m2

床版防水塗布状況

床版防水塗布状況

床版防水塗布状況

(4)
その他の作業

吹田JCT~中国池田IC間において上記リニューアル工事の他、道路附属物の補修・改良、道路維持作業(路面清掃・草刈など)、道路構造物や設備などの点検・補修なども併せて行いました。

舗装補修工事

舗装補修工事

中央分離帯 防護柵改良

中央分離帯 防護柵改良

リニューアル工事の詳細は、工事情報・進捗 | E2A 中国道リニューアル工事新規ウィンドウを開きます  に掲載しております。

3.中国池田IC~宝塚IC間のリニューアル工事の状況【参考_実施中】

令和3年8月から終日車線規制(4車線運用)にてリニューアル工事を実施しております。

既設橋梁撤去

既設橋梁撤去

新設床版の設置

新設床版の設置

4.今後の予定

中国道リニューアル工事に伴う中国道 吹田JCT~中国池田ICの終日通行止めは令和4年10月以降も引き続き行います。日程等の詳細は順次お知らせします。

今後の予定

リニューアル工事は、高速道路の安全性や耐久性を向上させ、より長く安心してご利用いただくために必要な工事です。今後、関西都市圏の高速道路においてリニューアル工事を進めてまいります。高速道路をご利用いただくお客さまや沿道の皆さまなどへの影響を最小限とするよう様々な取り組みを進めてまいりますので、何卒、ご理解とご協力をお願いいたします。