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ニュースリリース

平成28年熊本地震による高速道路の被災箇所と復旧状況(その2)

平成28年5月25日
西日本高速道路株式会社

NEXCO西日本(大阪市北区、代表取締役社長:石塚由成)は、平成28年熊本地震により被災を受けた高速道路の復旧状況等についてとりまとめました。

これまで被災箇所の早期復旧に向けて24時間体制で作業を行い、4月14日の前震以降25日ぶりの5月9日に九州支社管内全ての高速道路の通行止めを解除しました。

なお、一部の区間については、交通規制を伴いながらのご利用となり、お客さまにはご迷惑をおかけしますが、一日も早い本復旧に向け全力で取り組んでまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

九州自動車道 益城熊本空港IC~嘉島JCT

九州自動車道 益城熊本空港IC~嘉島JCT

益城BS付近 盛土のり面崩落箇所 復旧状況

益城バスストップ(BS)付近 盛土のり面崩落箇所 復旧状況

大分自動車道 湯布院IC~日出JCT

大分自動車道 湯布院インターチェンジ(IC)~日出ジャンクション(JCT)

由布岳PA付近 切土のり面土砂崩落箇所 復旧状況

由布岳パーキングエリア(PA)付近 切土のり面土砂崩落箇所 復旧状況

1.現在の交通規制状況

  • 24時間体制で復旧作業を行い、4月14日の前震以降25日ぶりの5月9日に九州支社管内全ての高速道路の通行止めを解除しました。
  • なお、九州自動車道の熊本IC~御船ICと大分自動車道の湯布院IC~日出JCTについては、復旧作業のため一部の区間において終日対面通行規制(片方向1車線)及び通行制限(速度規制、重量車両通行制限)を実施しています。
  • また、今後も復旧作業に伴いその他の区間においても交通規制を予定しています。なお、交通規制の日程が決まりましたら、改めてお知らせいたします。

別紙1(596KB) PDFファイルを開きます 参照)

2.被災箇所の復旧状況

  • 今回の地震では震度7の内陸直下型地震が観測史上初めて短期間に2回も記録され、高速道路も大きな損傷を受けました。その後も度重なる余震が発生する中、点検・被害状況の把握・復旧作業を繰り返し損傷箇所への対応を進めてきました。( 別紙2(892KB) PDFファイルを開きます 参照)
  • 特に損傷が大きかった盛土のり面崩落箇所・橋梁損傷箇所・切土のり面土砂崩落箇所については、現在、緊急措置として終日対面通行規制(片方向1車線)による交通運用を実施しています。引き続き、全力で復旧作業に取り組み通行制限(速度規制、重量車両通行制限)の緩和に努めてまいります。( 別紙3(473KB) PDFファイルを開きます 参照)
  • なお、4車線運用(片側2車線)のためには、大規模な工事が必要となり相当な時間を要する見込みです。お客さまにはご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
  • 建物損傷等により、一部のサービスエリア(SA)・PAで営業を休止しております。( 別紙4(96KB) PDFファイルを開きます 参照)

3.NEXCO西日本の活動状況

  • 地震発生直後の災害対策本部立ち上げ以降、全ての区間の通行止め解除を行うまでに、延べ48回の本部会議を開催し早期解除に努めました。
  • また、NEXCO西日本グループで延べ1,300人・日規模の九州支社への応援により、24時間体制で点検や復旧作業を実施し、早期通行止め解除に努めました。
  • 休憩施設での災害支援として、緊急車両等への給油支援、災害対応自動販売機の無料開放を実施しました。

別紙5(806KB) PDFファイルを開きます参照)

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