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ニュースリリース

E10宮崎自動車道が全線開通して40周年を迎えました

― 観光客数や企業立地の増加により、地域の活性化に貢献! ―

令和4年1月26日
西日本高速道路株式会社

NEXCO西日本九州支社(福岡市博多区、支社長:中村 順)は、2021年10月29日にE10宮崎自動車道が全線開通して40周年を迎えたことから、整備効果を取りまとめましたので、お知らせいたします。

E10宮崎自動車道は、1976年のえびのIC~高原ICの開通を皮切りに整備が進められ、1981年10月29日に都城IC~宮崎ICが開通したことにより、全線開通となりました。

E10宮崎自動車道は、E10東九州自動車道やE3九州自動車道と一体となって、企業立地件数の増加や物流の向上、観光動向の変化などの開通効果を生み出し、沿線地域の経済・暮らしを支えています。

開通効果概要

<利用台数の着実な増加および高速バスで福岡がさらに身近に>

これまでに約1.2億台がE10宮崎自動車道を利用
福岡市~宮崎市間の移動が最大約2時間50分短縮され、アクセス性が向上

<自家用車での県外観光客数の増加>

宮崎県の観光客数は、全線開通時と比較して約1.5倍に増加しており、多くの観光客の来訪が継続

<ドライバーの働き方改革を支援>

鹿児島県から宮崎道を利用し、宮崎港と神戸港を結ぶフェリー航路を活用することで、トラック運転手の運転時間を8時間短縮

<農産物および畜産物の流通性の向上>

きゅうりなどの特産野菜の出荷量は、全線開通時と比較して約1.4倍に増加
E10宮崎自動車道の全線開通で大都市への輸送が容易となり、新鮮な農産物をより遠方まで配達可能に

<工業団地の立地及び企業誘致の促進>

宮崎県全体の製造品出荷額が、全線開通時と比較して約2倍に増加
沿線の都城市では約4.4倍に増加し、地域経済の活性化に貢献

<災害時の緊急輸送路を確保>

雨や台風の多い宮崎県において、主要な都市や重要な空港・港湾を連絡する命の道として機能


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