西日本高速道路株式会社の入札契約制度についてご紹介します。
昨今、入札不調、精算不調等の発生が高まっており、保全系工事のみならず建設系工事においても応札者が急速に減少するなど、適切な競争環境の確保、着実な事業実施が危惧されている状況にあります。また、『公共工事の品質確保の促進に関する法律』の改正(平成26年6月)では、担い手の中長期的な育成・確保の観点から公共工事施工者の適正な利潤が確保されるよう、発注者による設計、工事等の適正化が謳われているところです。
これらや建設関係業界団体との意見交換等を踏まえ、入札契約制度、積算基準・工事管理等について、総合的な見直し、改善方策を実施します。
西日本高速道路株式会社では、令和5年9月1日以降に公告を行う案件において、「入札公告」と「入札説明書」を一体化させることにより、双方で重複していた記載を整理することとしました。併せて各ページに分散していた記載を集約することとし、より読みやすいものとなるよう取り組むこととしました。
(1)工事_条件付一般競争入札(施工能力評価型)
(2)調査等_簡易公募型競争入札(総合評価)
令和元年5月1日以降の入札公告対象の調査等について、価格評価基準額・審査対象基準価格及び最低制限価格の算出を見直しました。
(令和元年5月15日)
西日本高速道路株式会社では、令和5年4月以降に入札公告等を行う案件において、受注者の皆様の負担軽減や効率化等を目的に、工事や調査等における前払金保証・契約保証として保証事業会社が取り扱う「電子保証」の提出を可能としました。