東九州自動車道建設に伴い、九州歴史資料館(福岡県)が埋蔵文化財発掘調査を進めてきました。その中で、行橋市南泉2丁目では、『福原長者原遺跡』が発見されました。
この遺跡は、『八脚門』と呼ばれる構造の大型の門跡などが確認されました。八脚門は、九州において国府中心施設の南門に用いられ、格式が高いと言われています。周りを取り囲む溝や回廊状などの遺構の規模から東西の幅は約150mと九州最大級で、8世紀前半を中心とした奈良時代の豊前国を治めた国府の可能性があると有識者での見解があります。
どんぐりはみなさんの名札を付けて、緑化センターで大切に育てています。
繋ごう東九州道Vol.3でも紹介しましたが、つなぎの森活動というものを行っており、その一環として福岡工事事務所では、平成21年10月に関係4市町の小学生のみなさんに、校内のどんぐりの種を拾ってもらいポットに植え付けしてもらいました。
植え付けをしてもらったどんぐりの種は、現在滋賀県栗東市にあるNEXCO総合技術研究所 緑化センターで育てており、その様子を小学校に定期的に『記念の森づくりどんぐり通信』として各小学校に配布しました。今回配布した第4号では、約60cmまで成長しているどんぐりの苗木などを紹介しています。
緑化センターで育てているどんぐりの苗木は、当時拾ってもらった小学校のみなさんと一緒に、開通までにインターチェンジなどの緑地帯に植樹を行う計画を考えています。