国土の最西端にあって、平地が少ないといった地理的地形的ハンディキャップを抱える長崎県にとって、高速交通ネットワークの充実は、活力に満ちあふれる長崎県の実現にとって必要不可欠であり、長崎県の道づくりにおける重点項目として取り組んでいるところです。
このような中、平成24年4月に、暫定2車線にて供用されている長崎ICから長崎多良見IC間の11.3kmのうち、長崎芒塚ICから長崎多良見IC間の8.3kmについて4車線化が決定されました。
その後、昨年10月には4車線化事業の最初の工事となる通都川橋の下部工に着手されたところです。
暫定2車線の区間においては、長崎を代表する祭りであるランタンフェスティバル期間中に2年連続で事故が発生し、市内の道路も含めて大渋滞となるなど、安全性や高速定時性に課題を有する状況となっています。このため、4車線化を待望していた本県にとっては、今回の事業化は全線4車線の完成に向けた大きな前進だと考えています。
今後は、当課としましても、当事業の推進にできる限り協力していく所存ですので、NEXCO西日本(株)の皆さまにおかれましては、一日も早い完成を目指していただくとともに、4車線化が見送られた残りの3kmへの事業着手について、ご配慮いただきますようお願いいたします。
長崎県土木部道路建設課
課長 佐々 典明
平成26年7月7日より長崎バイパス川平IC~昭和間で、工事のため昼夜連続通行止めを実施いたします。
長崎バイパス開通後46年たち、ひび割れ等痛みが著しいため、舗装の切削を行い全面補修(リフレッシュ工事)を行うものです。
期間中は、長崎市内での渋滞が予想され、ご不便・ご迷惑をお掛けしますが、ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。