長崎自動車道4車線化事業は、平成28年6月8日 国土交通大臣から暫定2車線区間である長崎IC~長崎芒塚IC間(3.0km)の事業許可を受け、これにより、事業延長は長崎IC~長崎多良見IC間 11.3kmとなりました。
長崎IC~長崎芒塚IC間(長崎市早坂町~長崎市芒塚町)は、延長3.0kmのうち2.6kmをトンネルが占める区間であり、4車線化整備により、安全性・走行性の向上が期待されます。
長崎IC(長崎市早坂町)は、長崎市中心部へ続く『ながさき出島道路』(長崎県道路公社管理 有料)に接続しており、出口料金所で合併収受を行っています。また、長崎南環状線、国道324号にも接続しており、女神大橋や、伊王島などがある長崎市南部の地域へとつながります。
長崎芒塚IC~長崎多良見IC間(8.3km)は、現在建設工事を進めており、すべてのトンネル工事、橋梁工事、土工工事に着手することができました。
これも、地域住民の皆様並びに関係各位のご理解、ご協力によるものと感謝申し上げます。
今後も、環境に配慮し関係者一同「安全第一」に事業を進めてまいります。
長崎自動車道上り線側では河川に水路トンネルを施工中です。7月下旬に全ブロックのコンクリート打設を完了しました。(写真左)
また、スマートインターランプ部と、市道との交差部にトンネルを施工中です。(写真右)
木場スマートインターチェンジ(仮称)建設工事現場の近くにある小学校の児童へ向けて、工事中の注意を呼びかけました。
朝の全校集会の時間をいただき、インターを造るために工事をしていること、大きな機械や車があり、現場はとても危険なため立入禁止であることを伝え、「(現場に)入らないと約束してくれるかな?」の問いかけに、子どもたちは「はーい」と元気に手を挙げてくれました。