近年、公共事業については、コスト意識の高まりや経済活性化の観点などから、公共用地の早期取得も含め、事業効果の早期発現を図るべきという考え方が強まっております。
このような中、総合規制改革会議の規制改革の推進に関する第1次答申及び同2次答申において、土地収用制度の積極的活用の必要性が指摘され、政府の行動計画である「規制改革の推進に関する3ヵ年計画」(閣議決定)にも、その内容が盛り込まれたところです。
この状況を踏まえ、中央用地対策連絡協議会の理事会では、平成15年7月31日に『公共事業に係る事業認定等に関する適期申請等について』の申し合わせがなされ、これに基づき、西日本高速道路株式会社では、都市計画事業も含め、下図に示すような事業認定等の適期申請ルールの徹底を図っております。
また、事業の進⾏管理に関する説明責任を果たさせる観点から、「事業名称、⽤地幅杭打設終了の時期、⽤地取得率、着⼯予定時期、完成⾒込時期等」の情報を公表するとともに、土地収⽤法施⾏規則等の規定に基づき、公共の閲覧に供する措置を講じた事項についても周知いたしております。
令和6年9月末時点
事業名称 |
用地取得 |
着工予定時期 |
完成見込時期 |
収用手続への移行の状況並びに収用手続に移行していない場合にはその理由及び対応策 |
|
---|---|---|---|---|---|
用地幅杭打設終了の時期 |
用地取得率 |
||||
近畿自動車道 名古屋神戸線 大津JCT~城陽JCT・IC |
令和5年2月 |
100% |
着工済 |
令和7年3月 |
用地取得完了
|
近畿自動車道 名古屋神戸線 八幡京田辺JCT・IC~高槻JCT・IC |
令和5年4月 |
97% |
着工済 |
令和10年3月 |
事業認定告示済(令和3年11月30日) |
なお、神戸西バイパス及び大和北道路((仮)奈良IC~郡山下ツ道JCT)については、共同事業者である 国土交通省近畿地方整備局のホームページ に掲載されています。
また、大竹西ジャンクションについては、共同事業者である 国土交通省中国地方整備局のホームページ に掲載されています。
事業名称 |
事業認定告示日 |
内容 |
---|---|---|
⾼速⾃動⾞国道近畿⾃動⾞道名古屋神⼾線新設⼯事(八幡京田辺ジャンクション・インターチェンジから⾼槻ジャンクション・インターチェンジまで)及びこれに伴う市道付替⼯事 |
令和3年11⽉30日 |
都市計画事業名称 |
事業認可告示日 |
内容 |
---|---|---|
広島圏都市計画道路事業 1・4・002号 広島呉道路 |
令和5年3⽉16日 |