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関西支社

第一回 新名神高速道路大阪府域 地下水流動対策検討委員会の結果について

平成19年11月13日

1.委員(有識者)

委員長 西垣 誠 (岡山大学 環境理工学部環境デザイン科 教授)
委員 青木 一男 (大阪工業大学 工学部環境工学科 教授)
  谷口 真人 (大学共同利用機関法人 総合地球環境学研究所 准教授)
  小松  満 (岡山大学環境理工学部環境デザイン科 助教)
  小山 倫史 (スウェーデン王立大学 博士学生) 今回欠席

2.議事

(1)新名神高速道路大阪府域の事業概要について
  • NEXCOより事業概要及び事業進捗に関して説明。
(2)地下水流動対策検討に関する課題及び検討の進め方
  • 新名神高速道路 高槻~兵庫県との府県境間の5つのトンネル及び高槻インターチェンジ
    (仮称)部の大規模切土1箇所を検討対象とする。
  • NEXCOより、各トンネル・切土箇所の地形・地質等について概要説明。
今後の検討の進め方については、次のとおりとする。
  1. 既存調査資料の照査
  2. 補足調査方法の策定及び実施
      河川・沢等の基底流量を把握する
  3. トンネル掘削による地下水への影響の把握(予測)
  4. 地下水への影響が予測される場合には対策工を策定
(3)今後の検討委員会の進め方について
  • 調査段階から供用後まで、検討委員会を開催する予定。
  • 今年度は、来年3月頃に第二回検討委員会を開催予定。なお、来年度以降の検討委員会については、毎年度1~2回程度開催する予定。
  • 検討委員会における検討内容の要旨について公表する。
(4)その他議事内容について
次の2項目については、本検討委員会での検討対象項目ではないが、NEXCOとして今後検討すべき事項とする。
  • 北摂地区は、土壌・地下水に自然由来の砒素が含まれていたという報告例があり、今後周辺河川等の水質調査等を行うことを検討する。
  • 地下水流動に対する、自然環境への影響についても把握する。