第一回 新名神高速道路大阪府域 地下水流動対策検討委員会の結果について
記
1.委員(有識者)
委員長 |
西垣 誠 |
(岡山大学 環境理工学部環境デザイン科 教授) |
委員 |
青木 一男 |
(大阪工業大学 工学部環境工学科 教授) |
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谷口 真人 |
(大学共同利用機関法人 総合地球環境学研究所 准教授) |
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小松 満 |
(岡山大学環境理工学部環境デザイン科 助教) |
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小山 倫史 |
(スウェーデン王立大学 博士学生) 今回欠席 |
2.議事
(1)新名神高速道路大阪府域の事業概要について
(2)地下水流動対策検討に関する課題及び検討の進め方
- 新名神高速道路 高槻~兵庫県との府県境間の5つのトンネル及び高槻インターチェンジ
(仮称)部の大規模切土1箇所を検討対象とする。
- NEXCOより、各トンネル・切土箇所の地形・地質等について概要説明。
今後の検討の進め方については、次のとおりとする。
- 既存調査資料の照査
↓
- 補足調査方法の策定及び実施
河川・沢等の基底流量を把握する
↓
- トンネル掘削による地下水への影響の把握(予測)
↓
- 地下水への影響が予測される場合には対策工を策定
(3)今後の検討委員会の進め方について
- 調査段階から供用後まで、検討委員会を開催する予定。
- 今年度は、来年3月頃に第二回検討委員会を開催予定。なお、来年度以降の検討委員会については、毎年度1~2回程度開催する予定。
- 検討委員会における検討内容の要旨について公表する。
(4)その他議事内容について
次の2項目については、本検討委員会での検討対象項目ではないが、NEXCOとして今後検討すべき事項とする。
- 北摂地区は、土壌・地下水に自然由来の砒素が含まれていたという報告例があり、今後周辺河川等の水質調査等を行うことを検討する。
- 地下水流動に対する、自然環境への影響についても把握する。