平成26年5月8日(木曜) 15時~17時
チサンホテル新大阪 4階No.3 A,B 会議室
1)新名神高速道路の事業進捗状況について
2)勝尾寺川周辺を対象とした水環境保全対策について(箕面トンネル)
3)モニタリングデータの公開について
NEXCO西日本から 【資料2-1】(4,983KB) に基づき説明・報告を行った。
NEXCO西日本から 【資料2-2】(10,287KB) に基づき説明・報告を行った。
NEXCO西日本から 【資料2-3】(1,699KB) に基づき説明・報告を行った。
トンネル湧水に自然由来の重金属が含まれている場合、施工中、施工後は、どのような対処をするのか。
p2-1右下に記載のとおり、施工中は処理設備による対策を行い、施工後は重金属濃度等を考慮し、関係機関と協議を行って適切に対処する。
トンネル湧水に含まれる自然由来の重金属については、箕面有料道路での事例も参考に、土壌汚染対策法に準ずるだけでなく地元の理解が得られるように対応していく。
勝尾寺川減水対策工(p2-5)について、部分的に自然な河川からコンクリート構造になる。自然環境の保全について、どのような対処を考えているのか。
希少生物や自然環境については、自然環境保全検討委員会で検討しており、それらが生育しやすい環境も考えて事業を実施していく。
各委員と相談しながら、施工後は維持管理を行う関係機関と調整し、より良い対策を今後、実施していく。
将来の管理者側の意見としては、河川の水位が保てないのであれば対策は必要だが、できるだけ今と変わらない状態にしてほしい。
非排水構造(WT:ウォータータイト)の始点は湧水の出ている地点なのか。本来はその手前からやっていくべきではないか。
その手前から、水が漏れない対策を講じるので、同じ非排水構造の区間と考えてよい。
最先端の前方探査技術である超長尺ボーリングを道路トンネルでは初めて使い、湧水の多い箇所を特定して非排水構造の始点を決めた試みを理解していただいた。
勝尾寺川周辺の対策として、仮設の高密度ポリエチレン管による河川の切り廻し、河川の三面張、河床の床版コンクリート、U字溝の施工を報告した。
モニタリングに関して、データが蓄積されてきたのち、各データの信頼性について検証し、モニタリングについてさらに良い方法があれば、検討する。
事業者・関係行政・委員会の三者が一体になって、より良い社会基盤を作っていく。
以上