平成27年3月3日(火曜) 15時~17時
メルパルク新大阪 3階 ボヌール
(兼事務局)
1)新名神高速道路の事業進捗状況について
2)各トンネルの進捗状況について
3)勝尾寺川周辺を対象とした非排水構造の施工について(箕面トンネル)
4)モニタリングデータの公開について
NEXCO西日本から 【資料2-1】(1,220KB) に基づき説明・報告を行った。
NEXCO西日本から 【資料2-2】(9,314KB) に基づき説明・報告を行った。
NEXCO西日本から 【資料2-3】(2,803KB) に基づき説明・報告を行った。
NEXCO西日本から 【資料2-4】(2,923KB) に基づき説明・報告を行った。
箕面トンネル東工事(p2-10)の現在の湧水量について、上り線では591L/min、下り線では466L/minとあるが、当初と比べて、想定内なのか。また、箕面トンネル西工事の湧水量も併せて教えてほしい。
箕面トンネル東工事については、超長尺先進ボーリングの湧水量を含めないとその値となり、概ね予測したとおりである。箕面トンネル西工事については、上下線合わせて最大で毎分3.4tという予測より少し多めの湧水量が出ている。
箕面トンネル西工事は、近くにある箕面グリーンロードのトンネルにより、地下水はあまり多くないという予測をしていたが、実際は、地下水が多く残っているようだ。
以前の箕面グリーンロードのトンネルでは、箕面川の水が減った等いろいろな事があった。今回の箕面トンネルでは、前方探査をきっちり行い、状況に応じてグラウトで止水等の対策を考えている。
超長尺先進ボーリングが断層破砕帯に達したときに観測井の地下水位が急激に下がったので位置は確認できたが、断層の方向については、確認できていない。
非排水構造(WT:ウォータータイト)区間の終点位置について、超長尺先進ボーリングの施工箇所は、上り線の直近なので、概ねこの終点位置になるが、下り線は結構離れているので断層の方向により終点位置が変わる。上下線共に、約100m前方から長尺先進ボーリングで透水係数を確認し、最終的には、切羽の状況により、終点位置を決定する。
「勝尾寺川への返水量を公表してほしい」という声を聞く。公表が可能かどうか、一度ご検討いただきたい。
一度持ち帰り、公表する方向で進めたい。
各トンネルの説明に関して、箕面トンネルでの湧水量が予測値と比較してどうかという質問があった。これについて、東側は予測値と同程度であるが、西側は、予測に対して、少し量が多いという返事だった。
箕面トンネルの非排水構造(WT)区間の終点位置の決定方法について、了解を得た。
モニタリングデータについて、資料4のグラフを公開させていただき、追加として勝尾寺川への返水量も整理して、公開させていただく。