PROJECT 03
高速道路機能の
進化
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新しいモビリティ社会の到来に向け
新名神高速道路などの整備
官民一体となって進められている自動運転の実現。内閣府発表の「官民 ITS 構想・ロードマップ 2020」では、「自家用車」「物流サービス」「移動サービス」などの区分ごとに、自動運転技術のこれまでの取り組みと今後のITS構想の基本的考え方が示されています。
経済活動を支える要素の中で、物流はとりわけ重要なポイントと言われています。名神高速道路や東名高速道路をはじめ、高速道路はその物流の担い手として大きな役割を果たしています。「ロードマップ」でも、高速道路でのトラックの後続車有人隊列走行や無人隊列走行、高速道路でのトラックの自動運転(レベル4)の目標が示されています。2019年には基準緩和によって、ダブル連結トラックによる輸送も始まっています。こうした流れを受け、生産性向上を目的に新名神高速道路などの6車線化整備が推進。今後「後続車無人隊列走行システム(東京~大阪間)」の商業化の段階においては、一般車両とトラックのレーンを分けることで安全に走行できるようになり、物流生産性の向上や安全で円滑な走行空間の観点からも、期待されています。また、自動運転等の技術革新に対応するため、必要なインフラ環境の整備にも取り組んでいきます。
実現を見据えた整備
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- 物流
- ■2020年度に後続車有人隊列走行システムの実証
- ■2022年度以降に高速道路での
後続車有人隊列走行システムの商用化
- 自家用車
- ■2020年度にレベル3の自動運転の市場化
- ■2025年度を目途に高速道路でのレベル4の市場化
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物流を支える
トラックドライバーを支援する
SA・PAの空間の整備
NEXCO西日本は、物流や観光など様々なお客さまのニーズに応えるようSA・PAのリニューアルを進めています。物流ドライバー向けには、既存SA・PAの駐車マスの更なる拡充やシャワーステーションなどの整備を行っています。さらに、トラック隊列走行やダブル連結トラック等に対応した物流車用休憩スペースの整備を進めていきます。
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物流ドライバーを支える技術を
SA・PAに導入したい
現在、吉備SIC(スマートインターチェンジ)の大型車対応・24時間化事業を担当しています。NEXCO中日本への出向期間中には、ダブル連結トラック駐車場予約システム事業を経験。物流ドライバーのニーズに新たなサービスを提供でき、社会貢献できたと感じました。この経験をこれから活かしていきたいと考えています。
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施設(通信)
- 近藤 正
- 岡山高速道路事務所
施設第二課
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次世代ETCや、
料金所のキャッシュレス化・タッチレス化を推進
ETC専用化等に取り組み、料金所のキャッシュレス化・タッチレス化を進めていきます。さらに、タッチレス化等に資する新たな料金精算機の活用により、お客さまの利便性向上や効率的な料金所運営体制の構築に取り組みます。
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お客さまの利便性を高める
ETCシステムを
ETC専用化に向けた料金機器の開発やETCシステムの仕様検討・策定を担当しています。ETC専用化によって、料金所をキャッシュレス化・タッチレス化すること、戦略的な料金体系を導入することが可能となります。お客さまにとってよりよいシステムとなるよう、検討し作り上げていきたいと思っています。
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施設(通信)
- 三井 大和
- 本社 技術本部 施設部
施設技術課
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自営無線通信を整備し、
道路管理情報の高度化を目指す
今後、よりお客さまが安心して通行いただける環境となるよう、動画や位置情報を迅速に共有できる大容量の自営無線通信環境の構築を推進していきます。路上端末設備のケーブルレス化により、災害時にも持続可能な道路情報の収集・提供の実現を目指していきます。
こうした取り組みで、社会と時代のニーズに応えていきます。
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