WORKLIFE INTEGRATION 02

ワークライフ Voice

“ワーク”と“ライフ”、共に大切にできる環境を

妊娠、出産といったライフイベントを経て、仕事と育児を両立している女性社員、
妻とともに子育てに向き合い、働き方を変えた男性社員。
NEXCO西日本は、“ワーク”と“ライフ”の両立を目指す社員を応援するための制度を整え、
多様な働き方に対し「お互いを認め合う風土」を醸成できるよう努めています。
制度を利用して活躍する社員の体験談をご紹介します。

女性社員に聞く
妊娠・出産・育児と仕事の
両立支援制度取得 体験談

古里 ほたる
事務系

古里 ほたる
FURUSATO HOTARU

四国支社 保全サービス事業部 交通管制課
2012年入社

キャリアとライフイベント
  • 1

    入社
    四国支社
    総務企画部 経理課

  • 3

    徳島工事事務所
    総務課

  • 5

    四国支社
    保全サービス事業部
    交通管制課

  • 8

    第一子出産
    産休・育児休業取得

  • 10

    復職
    四国支社
    保全サービス事業部
    交通管制課

産休開始のタイミングや復職のタイミングを
どのように選択した?
私は、2019年に第一子を出産し、約1年10カ月の育児休業を経て、2021年に復職しました。里帰り出産の準備のため、年休を使用して3週間ほど早く産休に入りました。復職については、1歳までは自分で面倒をみたいと考えていたので、1歳になった後、保育園に入りやすい4月に入園し、慣らし保育期間を経て5月に復職しました。
妊娠報告後は定期的に上司との面談があります。そのとき、「妊娠・出産・育児と仕事の両立支援制度ガイド」というパンフレットを案内してくれ、どんな制度がいつ使えるのか、詳しく知ることができました。そのおかげで、制度申請しやすかったです。
職場のまわりの方からの支援やサポートは?
産休前は出張になるべく行かずに済むように配慮してもらったり、少しずつ仕事を引き継いでもらったりとサポートしていただきました。
また、復職してすぐの頃は子供の急病で頻繁に休んでしまいましたが、先輩から「気にせずに休んだらいいよ」と言っていただけてとても助かりました。
産育休から復帰後、仕事への向き合い方は変わった?
子供の急病などでいつ急に休むか分からないので、なるべく仕事を先送りしないことと、こまめに上司に報告を入れておくことを心掛けるようになりました。
また、現在の課では交通安全啓発を担当していますが、家族が増えたことで、悲しい事故が起こらないように、より一層啓発活動に力を入れたいと思うようになりました。
これから仕事でチャレンジしたいことは?
育児をするようになり、業務の効率化を意識するようになりました。一緒に業務を進めている事務所やグループ会社の方々の負担を少しでも軽減できるようなアイデアを提案できるようになりたいです。
就職活動中のみなさんにメッセージを
学生のみなさんにとって、自分が働く姿をイメージするのはとても難しいことだと思います。私もそうでした。会社説明会や内定後の職場見学などで、女性の先輩社員から仕事や休日について知りたいことを直接伺い、イメージを膨らませていました。
もし、少しでも興味を持たれたらぜひ応募してみてください。自分が想像もしなかった出会いや発見があるかもしれません。
安居 那弓
土木系

安居 那弓
ANGO NAYUMI

関西支社 保全サービス事業部
保全サービス統括課
2011年入社

キャリアとライフイベント
  • 1

    入社
    岡山高速道路事務所
    工務課

  • 3

    新名神大阪西事務所
    箕面工事区

  • 4

    第一子出産
    産休・育児休業
    取得

  • 5

    復職
    新名神大阪西事務所
    工務課

  • 6

    第二子出産
    産休・育児休業
    取得

  • 8

    復職
    新名神大阪西事務所
    工務課

  • 9

    関西支社
    保全サービス事業部
    改築課

  • 11

    関西支社
    保全サービス事業部
    保全サービス統括課

産休開始のタイミングや復職のタイミングを
どのように選択した?
現在、小学生の娘と保育園に通う息子の子育て中です。
産休のタイミングは、産前休暇制度と年次有給休暇を合わせて取得し、仕事が一区切りになる月末になるようにしました。復職のタイミングは子供が1歳になったときに復職したかったのですが、保育園入園の都合で少し遅れ、1歳になった後の4月に復職しました。やはり、保育園等のタイミングで復職する人が多いと思います。
職場のまわりの方からの支援やサポートは?
子供が急に病気になったときの支援や職務内容について配慮いただきました。子供の病気が続き、休むことを申し訳なく思っているとき、上司から「子供優先で働いて大丈夫だから」と言われた時はなんとも言えない気持ちになりました。
私と同じように、共働きの土木系の先輩も近くにいて、“会社・母親の両方の先輩”として交流させていただいています。とても心強いです。
産育休から復帰後、仕事への向き合い方は変わった?
時間に対する概念が変わりました。子どもが小さいうちは、決まった時間に送り迎えがあるなど、時間を自由に使うことはできません。
仕事も、毎月同じではないため、仕事量と時間内に自分ができる仕事量の差に何度も挫けそうになりました。正直、「しんどい、辞めたい」と思うことも何度もありましたが、夫と話し合い、家事分担や一人の時間をつくれるようその都度相談し、今日に至っています。
ひとりで抱え込まずに周囲の人に相談したり、協力していただいたりしながら乗り越えてきたと思っています。
これから仕事でチャレンジしたいことは?
時間が限られているなかで、いろいろな人の考え方に触れたり、仕事ぶりを見たりして、自分の仕事に少しでも反映できるように頑張っていきたいと思っています。
現在は、時短勤務制度や看護休暇、在宅勤務制度を活用しています。勤務時間に制限があるため出張にはいけませんが、子供が大きくなり、勤務時間に余裕ができれば、少しでも現場へ出向き、自分の目でいろいろなことを確かめたいと思っています。
就職活動中のみなさんにメッセージを
女性も活躍できる会社で、役職者の女性もいると聞き、頑張れば働き続けることができる会社なのだと思って入社しました。
保全や建設など、土木系の多様な仕事を経験しながらの子育て。働き続けるには大変な面もありますが、制度や支援体制も整っています。NEXCO西日本に就職してよかったと思っているので、是非、みなさんもチャレンジしてほしいと思います。一緒に働けることを楽しみにしています。

男性社員に聞く
育児と仕事の
両立支援制度取得 体験談

高谷 隼人
土木系

高谷 隼人
TAKAYA HAYATO

関西支社 第二神明道路事務所 統括課
2012年入社

育休を取ろうと思ったきっかけは?
長女誕生のときは、部分休業(短時間勤務)制度を取得し朝夕30分ずつ勤務免除、次女誕生時も同様に部分休業や子の看護休暇制度を活用しました。
育休を取得しようと思ったのは、次女の慣らし保育期間をどう乗り越えようかと考えたことでした。妻はすでに産育休を終えて復職していましたが、慣らし保育中は預かり時間が短いため、日中の育児を夫婦どちらかが担う必要がありました。そこで、私が育休を1カ月間取得することにしました。
上司や周囲の反応は?
男性の育休取得率はまだ低いこともあり、戸惑いはありましたが、事前に社内共有を図ればなんとかなると思い、1年程度前から上司に相談。
正直、相談したときは驚かれました(笑)。けれど、スムーズに進むよう社内調整してくださいました。同僚からは「仕事のことは俺らに任せとけ」と嬉しい言葉もいただきました。
育休を取った感想は? 
何か変化はあった?
育休を取得して「子供ともっと関わりたい」という気持ちが強くなりました。そこで、「働き方」を変えました。幼稚園の送迎に合わせて時差出勤制度を利用したり、週に2度程度、在宅勤務を行ったり。そうすることで、通勤時間を家事・育児に充てることができます。
また、「仕事のマネジメント」も大きく変化しました。育児をしていると毎日が強制退社日のようなものです。そのため、いかに生産性を落とさず短時間で業務を終わらせられるかを毎日考えるようになりました。
自分の働き方を変えても、妻の力なしでは生活は成り立ちませんが、以前と比べて何万倍も子育てに関わることができるようになりました。おかげで二人ともお父さんっ子です。
また、「子育て世代の女性の離職率を下げるために、父親の育児参加率を上げる」ことを目標に自分から情報発信していきたいと考えるようになりました。
家族との時間は?
休日は、“親も子も楽しく過ごせる”が目標。「パズルして遊ぼう」と一方的に言っても子どもはついて来ません。まずは親である私たちが楽しみながら取り組むと、子どもは興味津々に近よってきて、楽しみながらやってくれます。片付けや掃除などの家事も楽しみながらやっています。前向きに過ごすだけで子供の自己肯定感を養うことができるので、“楽しみながら行動する”のはオススメです。
子育ては、自身が成長するきっかけを作ってくれるものだと実感しています。
就職活動中のみなさんにメッセージを
“仕事をするために生きている”のではなく、“生きるための一手段として仕事がある”のだと思います。それなら、「自分の好きなこと」で「気持ちよく」働きたいと思いますよね? 当社はそんな皆さんを幅広く受け入れられる環境と制度が充実しています。是非、一緒に楽しみながら活躍しましょう。