Introduction 03 Facilities

施設系職種入門
(建築・機械・電気・通信)

高速道路という土木構造物に
命を吹き込む、施設の仕事

高速道路というネットワークは、SA・PA(休憩施設)をはじめ、道路照明や情報板、トンネル非常用設備、ETC、交通管制システムなど、
様々な設備があってはじめて機能します。こうした設備の保守・維持管理、新規導入などを手がけるのが施設系社員の仕事です。
建築・機械・電気・通信の専門分野を中心に、一人4役、施設に関わるすべての領域を担当します。

一人4役 施設職の仕事

01

施設職が担当する主な設備・施設

02

施設系の活躍のフィールド

高速道路を造って守り、高め、広める。建築・機械・電気・通信が担当する業務を事業別に紹介します。

造る建設事業での施設系社員の仕事

いくつもの
建設プロジェクトが進行中。
みなさんの仕事が「地図」に載り、
地域を変えていく

建設事業には「新名神高速道路」のように新しく高速道路を整備する「新規建設事業」と、混雑緩和や防災、緊急輸送路機能強化のため既存の高速道路を拡幅する「四車線化・六車線化事業」があります。安全で低コスト、そして高耐久性を追求しながら、生活を支える社会インフラとしての高速道路の早期開通をめざして、整備を続けています。土木工事と連携しながら、電力・通信ケーブルをはじめとした設備を敷設したり、トンネル非常用設備やETC設備、情報板、SA・PA等、様々な施設物を設置、建設したりします。

主な建設プロジェクト

新名神高速道路(八幡京田辺JCT・IC~高槻JCT・IC)(大津JCT~城陽JCT・IC)

城陽JCT・IC付近

大津JCT

建設の現場

広報ツール作成

●阪和自動車道・湯浅御坊道路(有田IC~印南IC)4車線化 令和3年12月18日完成

4車線化完成

守る保全サービス事業での施設系社員の仕事

24時間365日高速道路を守り
安全・安心かつ快適な
走行空間を提供する

保全サービスは、道路・設備の維持管理(保守点検・維持修繕)、老朽化対策、災害対策、交通管制、料金収受など様々な業務があります。施設系社員は、主に建築物や各種設備の維持管理を中心に保全業務を担当します。

主な建設プロジェクト

<建築>
SA・PAや事務所のリニューアル、改修工事などを担当します。

宝塚北SA

<機械>
トンネル非常用設備や換気設備、各種車両などの機械設備の更新・維持管理を行います。

換気用ファン

非常用設備の点検

<電気>
高速道路や事務所に電力を供給する受配電設備、照明設備などの維持管理や更新を担当します。

受配電設備

照明

<通信>
ETCや監視カメラ、ハイウェイラジオ、光ケーブルなど、安全や快適なドライブを支える通信設備の更新、維持管理を担当します。

ETC

交通監視

高める技術開発/環境保全での施設系社員の仕事

施設についての
技術基準や設計基準を策定

すでに導入されている施設の更新や新たな施設を導入する際の技術基準や設計基準を策定、技術導入の開発に携わります。例えば、次世代ETCの仕様策定や自動運転等の技術革新に対応するために必要なインフラ整備について検討するなど、全社に関わる技術要件などを決める業務を担います。

広める海外事業での施設系社員の仕事

技術外販とPPP事業

本社の海外事業部を軸に、米国子会社であるNEXCO-West USA, Inc.とインドネシア駐在事務所を拠点に、技術外販や開発途上国の高速道路開発プロジェクト(PPP事業)に関するコンサルティング業務等を行っています。※PPP(Public Private Partnershipの略):官と民がパートナーを組んで事業を行う官民連携の形態

橋梁点検(アメリカ)

有料道路の建設に貢献(インドネシア)

支えるコーポレートでの施設系社員の仕事

経営と社員の活躍を支える

事務所や支社で身に付けた技術や知識を生かし、お客さま・地域の皆さまに信頼いただける会社、そして、社員全員が働きがいをもって仕事に取り組める会社・組織づくりに取り組みます。

03

新しい技術の積極導入

高速道路の付加価値を
高める新技術

供用中の高速道路のサービス向上や現在建設中の高速道路を、より安全で快適な道路空間としてお客さまに提供できるよう、最新の技術を積極的に導入しています。

導入・実施事例

<建築>
お客さまの旅の目的地となるような魅力をもった場所となるよう、SA・PAの新築を行っています。賑わいの場所づくりや混雑しないトイレ、細やかな情報提供ができる設備を整備しています。

宝塚北SA 正面口

宝塚北SA トイレ

<機械>
カメラを搭載した自走式ロボット。平常時、緊急時にかかわらず、トンネル内の状況を映像で確認することができます。また、無線通信LANで管制センターから操作できるようになっています。

走行ロボットカメラ

事故発生時(イメージ)

<電気>
色で危険を知らせる「サイン照明」や、制御の方法で走行車両の速度を回復・抑制させる「ペースメーカーライト」を、新名神高速道路に導入し、安全運転支援を行っています。

サイン照明(赤色点灯時)

ペースメーカーライト制御イメージ

<通信>
ETC2.0プローブデータやトラフィックカウンター等の蓄積データを活用し、AIによる機械学習をすることで、より正確な所要時間の提供や、事故・落下物などによる交通流異常を早期に検知します。
04

ジョブローテーションとキャリア

入社後は、建設事業や保全サービス事業、コーポレートなど、ジョブローテーションで様々な業務を経験しながらキャリアを重ねます。
また、事務系・土木系・施設系共に西日本エリア(滋賀~沖縄)、東京、海外など、当社事業所が所在する地域への転勤(2~3年程度に1回)があります。配属先で様々な業務を担当しながら、リーダーシップやマネジメント力を養うことにより、NEXCO西日本グループ全体を俯瞰的に捉え、高速道路事業の可能性を広げていくことができるような人材として、経験を積んでいきます。