山田 公太
YAMADA KOTA
関西支社 総務企画部 総務課
2003年入社 経済学 経済学科卒
CAREER HISTORY
山田 公太
YAMADA KOTA
関西支社 総務企画部 総務課
2003年入社 経済学 経済学科卒
地域や社会に貢献できる仕事をしたいと考え、日本道路公団に入社。関東支社関東エリアの工事事務所(現:NEXCO東日本管轄)に配属となり、首都圏中央連絡自動車道のPAの用地取得や東京外環自動車道の追加用地取得、事業損失補償を担当。忘れられないのは、まだ入社間もない頃に、自らアポイントを取って初めて用地交渉に行ったその場で、契約了承を得ることができたこと。とても嬉しかった。きっと、上司や先輩がお膳立てしてくれ、私に花を持たせてくれたのだと思うが、この経験は間違いなく大きな自信につながった。将来、部下に成功体験を与えられるような上司になりたいと思った。
2005年10月、民営化によってNEXCO西日本が誕生。その直前に、四国支社建設事業部用地グループに異動し支社の立場で用地取得業務を担当。徳島自動車道の鳴門JCTから徳島ICまでの用地買収を実際に行う事務所の業務を支援。本社・事務所との調整や協議など、自らが説明する場面も多くなり責任感が増した。
本社に異動し、民営化後に構築された用地管理システムや資産管理の担当に。システムを使う立場から、管理・運用をする立場となり、マニュアルの作成や支社・事務所向けの説明会を実施。利用者目線で、システムの課題を洗い出し、改善に向けた協議を行った。
広報課では、CS(Customer Satisfaction)活動や地域連携イベント、マスコミ対応業務を担当。当時、プロ野球独立リーグ「四国アイランドリーグ」に協賛しており、球場に来場された方々に対して高速道路ネットワーク整備の意義や当社の取り組みを紹介するイベントを開催。初めての広報業務で苦労することもあったが、学生時代に野球をしていたこともあり、楽しく・親しみをもって取り組んだ。
労働組合の役員として、労働条件全般について会社と議論・協議する立場に。労働組合と会社は、労働条件の議論だけではなく、社会に貢献する企業として未来に進むために両輪となって取り組みを進めていく必要もある。組合員の声を会社に届けながら、会社をより良くしていくために議論を重ね、その結果、各種制度の改正や新たな制度導入等を行った。また、他企業との交流も多く、他社の企業風土や考え方に触れることで、客観的に当社の状況や独自性を感じることができた。
企画調整課では、事業計画やリスクマネジメント、情報システム、CSRの業務を担当し、総務課では、法務やコンプライアンスの業務などコーポレート事業に携わる。
CSR業務では、NEXCO西日本が自治体などと協力して取り組む「つなぎの森」という森林保全活動を担当。高知県大豊町で、参加者と共に植樹や間伐など、緑を育むイベントを実施した。いずれも初めての業務だったが、周囲の助けや各部署と連携することで、幅広い知識を得ることができた。
再び労働組合の役員として、11年目で従事した際よりも責任ある立場で従事。以前の経験を踏まえつつ、組合員の声を会社に届けながら、さらに会社をより良くしていくために議論を重ね、その結果、働き方に関する制度の導入等行った。
再度、労働組合の役員を務めた後、四国支社 保全サービス事業部 保全サービス統括課へ管理職として赴任。事業計画の策定やグループ会社との連携といった業務に加え、コロナウイルス対策としての体制づくりやルール配信などの調整役を務めた。部下を指導する立場ということもあり、これまでの上司や先輩からの指導も思い出しながら、各個人に合った部下との接し方、指導をするよう努めた。
単身赴任で関西支社へ。総務企画部 総務課で、法務やコンプライアンスなど、再びコーポレート事業に携わる。総務企画は四国支社でも経験したが、関西支社は18もの事務所を所管する大きな支社。経験を活かし、法律相談や社員のコンプライアンスの意識浸透を図るべく、効率的かつ丁寧に業務に取り組むよう心がけている。
総務は、ある意味何でも屋。高速道路などが完成する際に実施する開通式の調整を行ったり、社屋拡張時には、オフィスの什器の選定を実施したりすることもある。業務が多岐にわたり、本当に、幅広い経験ができる会社だと思う。プロジェクトの遂行など、花形業務は事業部よりも少ないかもしれないが、縁の下の力持ちとして、関西支社管内の事業を支えていきたい。
働き方が多様化する中、社員が働き方を選べる会社が増えています。当社でも働き方改革は進んでいますが、ワークライフバランスの推進など、社員がもっともっと働きやすい環境にしていくことも必要だと思っています。自分自身で言えば、週末は家族の待つ四国へ。息子たちの少年野球チームのコーチとして、グラウンドで汗を流しています。管理職としてきっちり休暇を取ることで部下にも休暇の取得を推進しています。現場がある会社ゆえに難しい部分もありますが、制度面や意識面の改革を行い、より働きやすい環境を整えていきたいと思っています。