山本 悠哉
山本 悠哉

未来の高速道路に
求められる価値とは。
将来的な変化に対応するために、
今、自分に何ができるのか

土木/コーポレート<経営企画>

山本 悠哉
YAMAMOTO YUYA

本社 経営企画本部 経営企画部 経営企画課
2012年入社 都市環境システム工学 修了

現在の仕事

高速道路のあるべき姿を
見つめ、NEXCO西日本の
将来像を描く

これからの高速道路事業がどうあるべきかを考え、社内だけでなく国土交通省や日本高速道路保有・債務返済機構(以降:高速道路機構)と調整を行いながら、会社の将来像を描いていくのが経営企画の仕事です。業務は、事業計画や新規事業の検討・調整、将来の交通量・収入の算出、道路建設債務の償還計画、組織展開まで多岐にわたります。いずれも、会社の経営方針や重点事業推進に関わる重要な任務です。
その中で私が担当しているのは、新たな事業を行うための高速道路機構との協定変更や債務の償還計画に関わる業務で、今まさに協定変更に向けた準備を進めているところです。業務に必要なのは会話力とバランス感覚。円滑な計画・調整のためいつも意識しています。会社が社会から評価いただける事業を推進できるよう、ニュートラルな視点を持って業務に取り組んでいきたいと思います。

ONE DAY

8:30
ニュース・情報のチェック
高速道路に関する記事や事業推進に影響を及ぼすような報道がないか確認。
10:00
問い合わせ対応
国土交通省から4車線化に関しての急ぎの問い合わせに対応。説明用の資料を作成。
13:00
社内打ち合わせ
保全サービス事業部門と、高速道路の更新に関する打ち合わせ。事業費について確認。
17:30
資料作成
定時ですが今日は残業。新規4車線化事業についての確認と資料作成。

仕事のやりがい

高速道路機構での
経験を活かし、
企画業務にあたる

協定変更や債務の償還計画の仕事をやってみたいという希望が叶い、現在の部署に異動しました。
入社後、管理や建設の事務所で目の前の業務に必死で取り組みましたが、いまひとつ会社の事業スキームや有料道路の制度を十分に理解できていないと感じ、事業の根幹を知りたいと高速道路機構へ出向を希望しました。この組織は、高速道路等を保有し、債務の返済を行うことを目的とする独立行政法人。高速道路会社や国等から、その道の業務に精通した方々が集い、高速道路会社が円滑に事業を実施できるよう支援するために知恵を絞ります。業務上の知識だけでなく、仕事の進め方等もたくさん教えてもらいながら、自分でも幅広く勉強しました。機構での経験を経て、異動の度に少しずつ知識も増えてはいますが、素晴らしい先輩をたくさん見てきたので、未熟さを感じることもまだまだ多いです。これからが、勝負です。

入社動機

自然体で接してくれる
社員を通し、働くイメージがわく

当社に興味をもったきっかけは、ゼミでNEXCO西日本と橋梁の腐食に関する共同研究を行っていたことでした。社員の方と一緒に現地調査に行ったり、意見交換したり。その時対応してくださった方の名刺を今でも持っていますが、とても自然体で接してくれ、その方を通して将来この会社で働く自分の姿がイメージできたことが入社を決めた理由です。

山本 悠哉

私の目標

近年は「速さ」だけでなく、国土強靭化や生産性向上、自動運転等、さまざまな役割が高速道路に求められるようになりました。当然ですが、変化を柔軟に受け止め、確かなサービスとして提供し続けるためには、現在の有料道路制度や事業スキームをよく知っていなくてはいけません。これから訪れる様々な変化に柔軟に対応し、将来的にも高速道路が安全・安心を提供し続けられるような仕組み作りをすること、これが私の目標です。

オフの過ごし方

現在、単身赴任中のため、月に2~3回は家族の待つ福岡へ戻り、一緒に過ごしています。子供もまだ小さいので少し寂しいですが、最近は福岡でのテレワークも取り入れています。また、単身赴任ということもあって料理をするようになり、昼食はお弁当を持参。料理の強い味方、シーズニング(乾燥調味料)を使えば、簡単においしいおかずができます。

offtimeの写真
就活中の学生さんへメッセージ

私は入社前、企画や計画の仕事の存在すら知りませんでしたが、今は事業そのものを作るこの仕事にやりがいを感じています。NEXCO西日本には、みなさんが想像するより遙かにたくさんのフィールドがあります。興味があればぜひ応募してほしいと思います。