新井 翔斗
ARAI SHOTO
関西支社 新名神大阪西事務所 用地課
2018年入社 法学部 法律学科卒
新しい高速道路を作るための
最初の一歩を担う
「用地取得」という仕事
新井 翔斗
ARAI SHOTO
関西支社 新名神大阪西事務所 用地課
2018年入社 法学部 法律学科卒
地権者と交渉し、
高速道路となる
土地を取得する
現在、私は用地課で土地の所有者(地権者)の方へ説明を行い、新しく建設する高速道路のための土地を取得する仕事に携わっています。地権者のお宅へお伺いしたり、自治会の総会に出席したりしています。地権者に説明するときは、表情や言葉遣い、わかりやすく丁寧な説明を心がけています。もちろん、すぐにはご理解をいただけないこともあるため、相手の立場に立って考えながらご納得いただけるまで説明した上で土地売買契約を締結できるように働きかけていきます。
契約を締結した後においても、自治会の総会には定期的に出席し、工事区の担当者とともに工事の進捗状況を説明しています。用地を取得するということは、NEXCO西日本が地域の方々の「ご近所さん」になるということ。ご近所さんと良好な関係を継続させるためにも、騒音や振動などでご迷惑となっていないかなど、工事完了まで長期的にフォローしていくことも私たちの役割です。
用地課には1日で達成できる業務はなく、数年後を見据えたとても長いスパンで用地の取得を進めています。「地権者から任意で用地を取得する」というゴールは決まっていますが、ゴールまでの業務プロセスは各担当者で組み立てており、業務の優先順位を見極め、常にスケジュール感を持って取り組んでいるため、目標が達成できたときには大きな達成感を味わうことのできる仕事です。
私たちが日々苦心しながら取得した土地に、開通に向けて着々と高速道路の構造物ができていく姿を見ると、仕事へのやりがいを感じるとともに、感動を覚えます。
父が長距離トラックの運転手で、私が幼少期の頃は父のトラックに同乗して色々な場所へ連れていってもらいました。そんな経験から「父のように仕事で高速道路を利用する人に、より快適に利用してもらいたい」という思いを抱きました。私の入社が決まった時、父は泣いて喜んでくれて。今では「駐車マスをもっと増やして欲しい」など、一利用者として忌憚のない意見を聞かせてくれます。
今はプレイヤーとしての高みを目指していますが、ゆくゆくは事務所全体をマネジメントできるような役割を担いたい。そのためにも、今以上に視野を広げ、気配り、目配りができる人になりたいと思います。また、高速道路は社会的な影響が大きいだけに、よろこんでくださる方がたくさんいる反面、悪いイメージも一気に広がりやすい。今後もし機会があれば、世の中に向けて会社の魅力を発信する業務にも携わっていきたいですね。
学生時代はサッカーに打ち込んでいましたが、入社してからゴルフにはまり、オフの日はゴルフの練習をしたり、月に1~2回程度ゴルフコースを回ったりしています。会社内にゴルフ好きが多いので、各々の事務所で所長杯が開催されているんです。現在、私の事務所には総務課長杯があるので、幹事として取り仕切っています。上司や同僚とゴルフ旅行にいくことも。
就活において大切なことは、短い期間の中でどれだけ自分をアピールできるかだと思います。私は大学時代に週6日朝早くから夜遅くまでサッカーに打ち込んでいました。そこで培われた精神力やコミュニケーション能力、チームワークなどをどう活かせるか、熱意を持って伝えました。高速道路という大きなインフラ事業に携われることの誇りと使命感を持って、私たちと共に快適な高速道路の実現を目指しませんか。