内田 拓志
UCHIDA HIROYUKI
本社 財務部 経理課
2010年入社 経営情報科卒
仕事は個人ではなく「チーム」。
自分の仕事が
誰かの力になると信じ、
業務を進める
内田 拓志
UCHIDA HIROYUKI
本社 財務部 経理課
2010年入社 経営情報科卒
固定資産担当として、
責任ある判断が
できるよう努める
私が所属する財務部には、3つの課があります。会計・税務全般を担当し、適切な決算開示・税務申告を行う「経理課」、経営戦略を財務の視点から考え、資金調達する「財務課」、そして入札契約手続きの審査を行う「契約審査課」があります。いずれも企業経営に直結する業務であるとともに、適切な処理が企業の信頼につながる重要な仕事です。
その中で私は「経理課」の一員として、固定資産全般に関する業務を担当しています。当社が管理する固定資産は、当社が保有する資産と高速道路機構から借り受けている資産があるのが特徴で、一般企業とは少し異なります。また、固定資産の修繕内容によっては、支出内容に応じて、資産の取得とするのか一時の費用とするのか判断しなければなりません。その判断を当社では「損建判断」と言いますが、支出の目的や内容によって判断はケースバイケースであることから、事務所や事業部で判断できない場合も多く、そうした相談や問い合わせに法令や社内ルールに則って回答していくのが主な業務です。判断が財務諸表(決算書)や法人税の納付に大きな影響を及ぼしてしまうため、プレッシャーもありますが、責任ある仕事を任されているということに誇りを感じています。
損建判断は、高速道路事業の現場を理解していないと判断が難しい場合が多々あるため、これまで高速道路事務所や支社での勤務経験が今の仕事に活かされていると実感しています。
今、新たに取り組んでいるのが、NEXCO東日本、中日本、西日本の3社で損建判断の考え方を統一するための検討業務です。道路公団から分社化した同じ法規のもとにある3社ですので、損建判断の基準は同じであるはずなのですが、ケースによって各社の考え方にばらつきが見受けられます。NEXCO3社で考え方の統一を図ることができれば、3会社の事例を共有して効率化を図ることにより、業務軽減や適正な経理処理につながります。そのための基準づくりに取り組んでいます。こうした、未来につながる業務を推進できることに、責任とやりがいを感じています。
きっかけは進路指導の先生から「NEXCO西日本を受けてみては?」と薦められたことでした。高速道路の会社という以外、全く知らなかったので、すぐにインターネットを使って情報を収集。自分を含めた人々の生活基盤や社会全体を支える公共性が高いインフラ事業を遂行していることに魅力を感じ、応募しました。
目下の目標は、損建判断の統一化・効率化を実現させることです。経理は業務を通して事務所や事業部の業務の遂行を支援し、会社の信頼を担保するセクション。この施策が少しでも事務所や事業部の方の業務負担軽減に繋げられたらと思います。
また、これまでさまざまな方に指導いただき、助けられながら仕事を進めてきました。自分もそうした上司や先輩方のように、誰かの力になれるようになりたいと思っています。
かつて、聖地甲子園を目指して練習に励んでいた高校球児。九州支社にいたときは野球部があったので、3~4ヶ月に一回程度、グループ会社の方々と対抗試合をしていました。普段仕事のときには見られない皆さんの一面を見られるなど、とても、楽しかったです。
現在は、休日は家族と外出したり子どもと公園で遊んだりしています。長期休暇は実家のある熊本に帰省して、地元の友人たちと交流を深めています。やはり地元はいいもので、帰省も楽しみのひとつです。
就職活動中、私が大切にしていたのは、どれだけ自分を覚えてもらえるかということ。自分がこれまでにやってきたことや興味のあることを情熱をもって話し、自分がこういう人間なのだということが伝わるよう意識しました。
人生の一つの分岐点となる就職活動。悩むことも多いと思いますが「ここだ!」と思った会社があればその直感を信じて真っ直ぐ突き進んで下さい。きっといい結果につながると思います。